2023年12月29日金曜日

20231229 新年2月3日(土)に「水辺・たるみ交流会」を開催します。福田川水系・垂水区内の自然環境や川を活用した地域活動を広くお伝えします

 今年度も「水辺・たるみ交流会」を23日(土)に、垂水漁港内の神戸市立水産会館にて開催します。福田川流域や垂水区内の河川の自然環境の現状や、改善に向けての課題の理解を深め、川を活用した素晴らしい地域活動の状況を学び、情報交換が出来る絶好の機会です。

皆さまのご参加を心からお待ちしております。

■水辺・たるみ交流会

1.日時:23日(土)13時~17

2.場所:神戸市立水産会館 大会議室

  神戸市垂水区平磯3丁目712526 垂水漁港内

3.主催:福田川クリーンクラブ

4.参加費:無料


5.開催内容(プログラム) ※当日、一部プログラムを変更の可能性があります

 (1)基調講演1:多井畑西地区の自然環境再生の取り組み 〜成果と今後の展開について〜

              上穂川フィールド再生・活用ネットワーク 世話人 伊與田安正さん

 (2)基調講演2:多井畑西地区の自然環境再生に向けての神戸市の施策

              神戸市都市局部長(多井畑保全・活用担当) 小塚満幹さん

 (3)特別報告:垂水区の特定外来生物の生息状況と対策について

              神戸市環境局 自然環境課課長 岡田篤さん

 (4)「今年も新たな発見と出会い」福田川クリーンクラブ活動報告 会長 村上健一郎

 (5)活動報告2:塩屋まちづくり推進会 会長 原田幸男さん

 (6)活動報告3:れいんぼう☆キッズ 阪本龍我さん・齋藤花菜さん・齋藤陽菜さん

 (7)活動報告4:名谷SRほのぼの会 副会長 瀧原守司さん

 (8)活動報告5:福田川子供ボランティア フクレンジャー 隊長 市川勝己さん

 (9)神戸市内のベニトンボの生息状況について/福田川での活動報告

兵庫県立星陵高等学校 岡本心さん/川端雅也、城村幸多郎、石川正樹さん


6.お問い合わせ先:

  福田川クリーンクラブ事務局

  メール:info@fukuda-river-cc.org  電話:090-8651-9525

2023年12月26日火曜日

20231226 福田川クリーンクラブ資料室を公開しました。どうぞご覧下さい

 「福田川クリーンクラブ資料室」を公開しました。クラブは2002年の創立以来、今日まで、流域4か所でのクリーン活動をはじめ、生物多様性確保プロジェクト調査、川を活用した地域おこしのイベントなど、数多くの事業を行ってきています。福田川流域の自然環境に関する知見も蓄積してきています。それらの資料を年毎に整理し、公開します。資料はご興味をお持ちの方なら、どなたでも閲覧可能です。資料の活用で、福田川水系の過去と現状の理解が深まり、イベント実施などのノウハウが共有出来ると幸いです。

 福田川クリーンクラブのWebサイトのURL: https://fukuda-river-cc.org/

クラブのWebサイトのトップページ下部にある「資料室」のボタンをクリック。

ご氏名とご所属、連絡先メールアドレスを入力頂ければ、折り返し、メールで資料室のURLをお知らせします。



2023年12月24日日曜日

20231224 福田小学校〜コープこうべ福田店前で今年最後のクリーン活動、滝が谷口池のえん堤の雑草雑木刈り取りの続きも行いました

 今日は第四日曜日で、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。今年最後の活動を、3名の参加者で行いました。晴天続きで水の量や流れが落ち着いていて、今日は岩伝いに川の中にも入ってゴミを集めることが出来ました。


雑草や雑木を刈り取った高水敷には、ゴミのポイ捨てが憚られる意識が働くことを確信します。同じ種類のコーヒー缶が数個まとまって落ちている所もありましたが、犬の糞袋や食品などをくるんだポリ袋は皆無でした。目立ったのは、ビニールやポリ袋です。そして、岩の間には、上流から流れ着いたと思われる缶やペットボトルが引っかかっていました。



川の中に、濃い灰色をした小魚の数百匹もの大群を、見学に来た地域の方といっしょに見つけました。冬の時期には珍しいです。すぐ近くにはニゴイが2匹、悠々と泳いでいます。小魚は群でニゴイに対抗しようとしているのかも知れません。種類は分かりません。いつか福田川生物多様性確保プロジェクト調査で捕獲したいものです。

クリーン活動を終えて、私は一人でそのまま長靴を履いた格好で車に乗り、エンジン草刈機と脚立や剪定鋏、ノコギリなどフル装備を担いで、今日も滝が谷口池に行きました。えん堤の左側の刈り残したところを、葛とススキの薮を切り開きながら橫に10メートルほど進みました。さらに、景観のじゃまになる樹木や葛に栄養を取られ光をさえぎられて立枯れになった樹木をノコギリで切り倒し、フェンスの外に引き上げました。良い運動になりました。えん堤がいちだんと明るくなり、達成感を感じます。






2023年12月22日金曜日

20231222 今日は滝が谷口池のえん堤を見違えるように明るくしました

 滝が谷奥池から流れ出た水は100メートルほど離れた口池にいったん溜り、福田川に流れ下っていきます。先週までの奥池のえん堤の整備が一段落し、今日は口池のえん堤の雑草雑木刈り取り作業を行いました。作業には、神戸市環境局自然環境課から二人の職員も応援に駆けつけてくれました。おかげで、単独の作業では考えられないほど、一気に作業が進みました。



葛やススキ、セイタカアワダチソウと言った雑草をえん堤の大半から一掃しました。さらに、えん堤に長年繁っていて景観を阻害し、葛がはびこる温床となっていた雑木も、根本から切断して間引いたり、枝を整理しました。切り取った雑草雑木は、レーキでフェンスの手前側の作業用道路まで運び上げることが出来ました。その結果、えん堤の地面に光が当たり、池の中がスッキリと見通せるようになりました。

作業中に敷地を管理する神戸総合運動公園の職員さんと造園業者さんが、刈り取った雑草雑木を回収処分する見積りのためにやって来ました。長年荒れるがまま放置されている総合運動公園の一角に、私たちの活動を機に、ひとや予算が付けられようとしています。

これから年始に掛けての休みの間に、運動不足解消とオゾン浴を兼ねて、さらに整備を進めようと思います。その先にあるのは、利活用の計画作りです。

2023年12月16日土曜日

20231216 滝が谷奥池の仕上の整備でえん堤周辺が美しくなりました

 午前中雨が降らないとの予報を信じて、朝8時からお昼まで、滝が谷奥池の仕上の雑草雑木刈りを、クラブのメンバーと応援の環境局自然環境課のメンバーで行いました。先週荒刈りであったところも笹が切れる歯を装備した草刈機を入れ、地面に埋まった葛の蔓も切りました。樹木に絡まった葛も引きずり落とし、枝も整理しました。その結果、すっかり明るいえん堤に生れ変りました。

ブログを書くために、写真ライブラリを見ていると、3年前12月の整備を始めた頃の奥池の写真が出てきました。まさに薮で隔世の感があります。手を入れると見違えるようになりますし、その後の管理も比較的楽です。


作業を終えたメンバーの口からは、「もったいない。畑にしたり子どもたちが入って遊べる様な空間にしたい」という言葉が自然と出てきました。交通の便が比較的よく、水も豊富な滝が谷奥池と口池を、近い将来、私たちの手でそのような空間にしたいものです。










2023年12月15日金曜日

20231215 今日は滝が谷口池周辺の雑草雑木刈り取りを行い、まずは安全に立ち入れるようになりました

 2021年の8月、福田川生物多様性確保プロジェクト調査の前日仕掛けの最中に、福田川源流の滝が谷口池で用水路にはまり、肋骨を骨折しました。雑草雑木で足元が見えず、グレーチングが無いことに気づきませんでした。その時の雑木は伐採し、枯らしましたが、ススキや葛が伸びてきて、また危険な状態です。

今日の午前中、集中的に口池周辺の雑草雑木刈り取り作業を行いました。これで、まずは安全に立ち入れるようになりましたし、美観も向上。神戸市さんなどの作業用の車両もボディをこすらずに池の端まで乗り入れられます。




歯科の治療と同じで、年末から年始に掛けてあと3回ほど通うと、つるつるの見違えるような景観になることでしょう。

明日は、朝からクリーンクラブのメンバー、神戸市環境局自然環境課のメンバーと共に、再び奥池の方に行き、先週の続きの作業を行います。

2023年12月10日日曜日

20231210 春を思わせる陽気のもと、企業ボランティアさんも多数参加して川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動を行いました

 昨日と今日は、春を思わせる陽気です。先月のシスメックスTMCの皆さんに続き、今日は川崎重工業のボランティアの皆さん12名が参加して、川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動を行いました。遠くは、加古川市から駆けつけてくださった皆さんに、感謝申し上げます。おかげさまで、高水敷の右岸、左岸の二手に分かれて1時間地殻活動した結果、45リットル入りの資源ゴミが3袋、その他のゴミが同じく45リットル入りの袋で4つも集まりました。

ゴミの中には久しぶりに子どもさんには見せたくないDVDが数枚、ビールの缶やつまみの袋がまとめてポリ袋に入れられた投棄ゴミもありました。河口付近の葦原には、いつもの様にペットボトルや空き缶、発泡スチロールのトレーなどが数多く引っかかっていました。また、漁具と思われる黒くて丸い浮きや持つ手が取れた傘もありました。







クリーン活動の後には、メンバーが前日ビオトープ付近に仕掛けていたもんどり2個を引き上げました。生き物が大人しくなるこの時期、掛かるか心配でしたが杞憂に終わりました。大きなオスのモクズガニが一匹、他にクサフグが何匹も掛かりました。さらに、ソイやコトヒキといった、生物多様性確保プロジェクト調査でも掛かったたことがない魚を捕まえることができました。どちらも、食べると美味しいそうです。






次回の川原橋地区のクリーン活動は、新年第2週目の1月14日(日)の8時からです。体を動かしてやろうという方のご参加をお待ちしています。事務局までメールでご連絡ください。

2023年12月9日土曜日

20231209 福田川源流の滝が谷奥池の雑草雑木刈り取り作業第一弾を行い、見違えるようにきれいになりました

 福田川の源流はいくつかありますが、その内の一つが滝が谷奥池。神戸総合運動公園内にあり、全く整備がされていない状況です。葛、笹、ススキなどの雑草雑木が生い茂り、特に葛が土の中にめり込み、えん堤の表面をボロボロにしています。えん堤の池側のゴムシートにもシートを突き破って雑草が生えています。みっともなく、えん堤の構造に悪影響が生じています。

そこで、福田川クリーンクラブの有志と水利権を持つ奥畑財産区の皆さんが合同で、早朝から午前中、季節外れの温かさに汗だくになりながら、雑草雑木の刈り取りを行いました。その結果、えん堤は見違えるようにきれいになり、どこかの森林公園の池のようになりました。ゴムシートも破れの拡大を食い止めることが出来ました。

池の整備が進みきれいになることにより、福田川の水量も増し、水質も向上することが考えられます。作業が一段落して春になれば、財産区の皆さんとご一緒におにぎりを食べ、BBQを楽しみたいものです。

池は現在、神戸市・神戸大学・神戸高専がスクラムを組んで淡水の水草による炭素吸着「淡水ブルーカーボン」の実証実験が行われています。池は地下鉄の駅からも近く、車両も池の近くまで乗り入れることが可能で、水や電源も近いです。池のすぐそばには山陽新幹線が走っていて、子ども達が喜ぶ場所です。キャンプやプレーパークなどを楽しく行える可能性があります。整備を進めて、近い将来、利活用が図られるようにしたいです。







作業は、来週16日(土)も朝8時から午前中いっぱい、行います。運動不足で自然を満喫したい方がおられれば、クラブ事務局までご連絡ください。