2020年3月30日月曜日

20200330 今年度の福田川水系の生き物や水質の調査結果を公開します

明日で2019年度も終りです。今年度も福田川クリーンクラブでは、流域4カ所のクリーン活動の他に「福田川多自然確保プロジェクト」で、神戸市立須磨海浜水族園のスマスイ自然環境保全助成を活用して生き物や水質の調査を行いました。その報告書を公開いたします。ぜひご覧下さい。

源流から河口付近までの色々な場所で、川の中にジャブジャブ入ったり、罠(もんどり)を仕掛けたり、たも網を振り回して、珍しくもたくましく生きる生物を捕まえて感動しました。水の悪臭やゴミに嘆かわしい思いになったり、残したい清流を愛おしく感じて、1年間活動を行いました。

クラブでは、4月からの新しい年度も、引き続き5月のGWを皮切に、流域複数箇所に立ち入り調査を継続します。来年度は、釣った魚を食べてみたり、できればため池の水を抜かせてもらい、中に暮らす生きものを親子で調べさせてもらったりして、せっかくの豊かな表情を見せる福田川で「遊ぶ」要素も取り入れ、楽しみたいと思います。一度、川に入って遊んでみたいという方、どしどし連絡ください。
































2020年3月22日日曜日

20200322福田小学校前〜コープ福田店前のクリーン活動では、ビンカン、ビニール袋が目立ちました

第4日曜日の今日は、福田小学校前〜コープ福田店前のクリーン活動です。今月から、集合場所を、コープ福田店前から福田小学校前のスロープに替えました。活動の横断幕を分かりやすく掲示でき、集合場所としても広く安全です。


福田小学校前を起点にしたので、今回は、これまで手が回っていなかった福田小学校から下流の高水敷でも念入りにゴミ拾いができました。小物のゴミは雨で流されて、残ったのはビンカン、ペットボトル。そして、ビニール袋、投棄ゴミ。木々にまとわついて、刈り取った草木の巨大な団子を作る核になってしまっています。取り外そうとすると、川の臭い粉塵が飛び散ります。環境を良くするためには、ふだんから、ゴミを取り、刈った草木を川に流すことが必要です。


活動には、川横のコープこうべ福田店の店長さんにもいつも、力添えを頂いています。川の上の道路から住民の方が私たちを覗き込んで、「コープさんも参加されているのですね」と感心しておっしゃっていました。


活動をしていると、地域のご老人がビニール袋を持って河原に降りてこられました。そして、川の中で死んでいる白いコイの死骸を取って来て欲しい、と言われました。さんぽで何年も立派な姿を見てきたので埋葬してやりたい、とのことでした。尻尾と頭をつかんで川から引き上げた体長50センチほどの大きなコイは、まだ死んでから2日ほどしか経っていないようでした。目玉は抜け落ちていましたが、ウロコはツヤツヤしていました。川の小魚を食い荒らしている外来魚ですが、死んでしまうと、憎めません。



2020年3月21日土曜日

20200321福田川・川原橋ビオトープに導水路を付ける工事が始まりました

今朝から、待望の川原橋・ビオトープの導水路工事が始まりました。でき上りが楽しみです。




福田川は2面コンクリート張りで、水害に備えて掘り込まれているために、川への降り口が数えるほどしかありません。川原橋は、その数少ない降り口の一つです。ここに高丸の住宅街から湧き出る淸水を塩ビ管とビニールホースで引き込み、メダカやモクズガニなどの生き物が住みつくビオトープを作りました。ところが、大雨のたびにビニールホースを引き上げなければならず、常に一定の水量を確保できないのが悩みでした。


【2017年7月豪雨時に増水した川原橋の様子】

今回、U字溝とグレーチングで、恒久的な水路ができる予定です。兵庫県の計らいや、構築にご支援頂きました議員さん、水路の設計・提案に携わったクラブのメンバーなど、関係の皆さまに感謝いたします。





2020年3月15日日曜日

20200315福田川・川原橋地区のクリーン活動を行いました

朝8時から、川原橋地区のクリーン活動を行いました。本来ならば、第2日曜日の8日だったのですが、雨で中止になっていました。今度、21日(土)には、待望の川原橋ビオトープの導水路設置工事が兵庫県によって行われます。その時に、ゴミが目立つみっともない川は、皆さんに見せられません。



高水敷には、いつもの通り道路の側溝から流れ着いたたばこの吸い殻、川に放り込まれた酒やソフトドリンクの空瓶、空缶、飛んできたビニール袋が転がっていました。袋に入った投棄ゴミもありました。それに加えて、時節柄、ポイ捨てされたマスクも目立ちました。





ビオトープはすっかりきれいになりました。ゴミが減る日を願ってやみません。