2月26日(土)・27日(日)の両日に渡って実施した「福田川生物多様性確保プロジェクト」の調査結果がまとまりましたので公開します。3月6日に開催した「水辺・たるみ交流会」の準備などで遅くなりました。
今回も二日間掛けて、全長8キロの福田川水系の水源の池から河口の川原橋ビオトープまで9か所を、インディジョーンズのようにかけ足で回り、仕掛けを回収して、生物、水質、植生を調べました。両日とも気温は低かったですが、天気に恵まれました。冬の季節としては異例の成果が上がりました。
落合池では特大のフナ。菅の台土池では長年の調査で初めてモロコが掛かりました。また、コープこうべ福田店前では、2014年のプロジェクト調査開始以来生き物がほとんど全く掛かりませんでしたが、今回、初めてスジエビを捕獲しました。環境の改善が感じられて嬉しいです。
「上流に行くほど水質が悪い」福田川の厳しい環境の中で、たくましく生きている生きものたちの様子や、水質の状況を、どうぞご覧下さい。
プロジェクトでは、2022年度も5月末の土日を皮切に、季節毎に調査を行う予定です。垂水区・須磨区の市街地近くを流れる福田川水系の驚くべき自然環境の様子を、ぜひご参加頂いて、体感して下さい。ご興味のある方は、福田川クリーンクラブまでご連絡ください。また、報告書ファイルのPDF版もご連絡頂ければ、お送りします。
(メール:info@fukuda-river-cc.org)