2022年12月29日木曜日

20221229 ようやく福田川下流の右岸も、きれいに雑草雑木刈りが行われました

 福田川下流の瑞穂公園前から瑞穂橋に掛けての右岸では、人の背丈を超える雑草雑木が立ちはだかって、クリーン活動に差し支える状況でした。年末になって、ようやく兵庫県神戸県民センター神戸土木事務所さんの発注により、刈り取り作業が行われました。刈り取った雑草雑木が搬出された右岸には、隠れていた大量のゴミが見えています。きれいな川原には、ゴミの投棄が明確に減ります。


言い続けないと、なかなか行政は動いてくれませんが、これで年始から、気持良くクリーン活動ができます。

福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動エリアのうち、昭栄堂製菓前の20メートルほどが刈り残っています。年始の休みを利用して、刈り取りたいと思います。


2022年12月16日金曜日

20221216 今日は休みを取って、滝が谷口池の周りの雑草雑木刈りを行い、はじめて口池のヘリに足を踏み入れました

 今日は仕事の休みをいただきました。朝から夕方前まで、滝ヶ谷奥池・口池に行き、口池の周辺道路のフェンス沿いに、雑草雑木刈りを行いました。草刈機だけではなく、剪定鋏や小型ノコギリを駆使して、フェンスや樹木に絡みついた葛や野ばら、繁った笹やセイタカアワダチソウ、ススキを切って切って切りまくりました。道路が明るくなり、池の中もだいぶん見えるようになりました。気持良く池を整備するボランティアを迎え入れられます。私の愛車CX-8もボディをこすらずに奥池の下まで乗り入れることができます。



そして、口池の水抜きで露わになった水辺に、月面着陸ではありませんが、今日初めて、恐る恐る足を踏み入れました。ヘドロに足がはまって抜けなくなっても単独作業なので助けを呼べないと心配しました。しかし、案外しっかりした土の水辺で、それは杞憂に終わりました。普通、ため池はすり鉢状で水辺に立ち入るのは危険ですらあり、しっかりとした装備が必要です。口池は、土の水辺があり、水も含めてしっかり整備すると、長田区の獅子ヶ池のように市民や子どもさんが楽しめる池になる可能性を秘めていると思いました。

今日は幸運なことに、池の水を利用しておられる地元のご老人にも会ってお話することができました。淡水にカーボンをササバモを植えて閉じ込める実験が、神戸市主導で大学の先生方やボランティアによって奥池で行われています。その実験の成果を気に掛けておられました。実験に当たっては、これからの冬期の水抜き(池干し)がまず、欠かせません。理解が得られて、ありがたかったです。

年末にかけても、引き続き、草刈機をぶん回してくる予定です。体力が有り余っている方、ご一緒しませんか。


2022年12月11日日曜日

20221211 福田川源流の一つ、滝が谷口池周辺がサッパリとした風景になりました

 福田川の源流は、複数の池です。その中の一つ、滝が谷口池と奥池は、総合運動公園内にあって、結構な量の水を溜め込んでいます。高齢化と後継者不足で、今では水を利用している農家は、両方合わせても10軒にもなりません。特に、手前の口池の方は、利用している方が1軒で、池の弁の開け閉めの管理や周囲の雑草雑木刈りもままなりません。水はよどみ、水質は悪化し、周囲は葛や笹、ススキ、雑草雑木が生い茂るまさに薮となっていました。






そこで、先週から週末に、口池に行き農家さんや公園管理事務所などにも断った上で、池干しを狙って水の弁を開けました。今の時期、臭気はほとんどありませんが、水が勢いよく川を流れ下る音が畑を潰して立ちならびだしている住宅の住民の迷惑にならないよう、弁の開口度を調整しました。そして、池のえん堤や、入り口の広場の雑草雑木を草刈機で刈り、草刈機が入らない樹木は携帯ノコギリや剪定鋏で、徹底的に刈り込みました。その結果、池の周囲は見違えるように明るくなりました。昨日は、セイタカアワダチソウやススキの花粉でクシャミが止夜まで止まらず、頭もボーッとしてしまいました。今日はしっかりマスクをしたこともありますが、飛散もほぼ無くなって、元気です。

これで、口池周辺の整備は完了です。来週以降、今度は奥池周辺に転戦します。

2日間の作業で、近年見たことが無い体重になり、気分転換にもなりました。今晩は、ビールがさぞ美味いことでしょう。

20221211 川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動、吹き上げ、投棄ゴミが多かったです

 今日は第二日曜日で、川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動の日です。昨日に続き、温かい天気のもと1時間、汗をかきました。今日は、嬉しいことに、ニューメンバーも加わりました。私の家のお向かいさんのお母さんと小学生の娘さんです。元々生き物好きとのことで、これからも活躍に、期待度大です。




先週木曜日が大潮でした。その際に高水敷に吹き上げられたゴミが思いのほか残っていました。マイクロプラスチックもたくさん。危険なルアーもありました。ゴムの長靴でも踏んづけると簡単に穴が開いてしまうのはもちろん、足にケガをしかねません。困ったことです。

瑞穂公園前の左岸の雑草は、兵庫県神戸土木事務所が刈ってくれると言うのを一時、信じました。ところが、期限の10月末はおろか、11月4日の「垂水区クリーンアップ作戦」の日を越えて、今日になってもまだ作業が行われていません。クリーンアップ作戦では大人の背丈を超える薮に、メンバーが立入りを諦めました。しかし、2カ月以上放置はできません。もう一人のベテランメンバーと私が勇を鼓して立ち入ったところ、ビニール袋や食品のトレーなど、結構な量のゴミがありました。薮を脱出すると、腰から下と腕、手袋が雑草の種でハリネズミのようになってしまいました。かんべんして欲しいです。

子どもが遊ぶきれいなボールがみつかり、お孫さんにどうですか、とお渡ししました。メンバーがボールをよく見ると、名前が書いてあり、なんとお孫さんの友人なのだそうです。良かった良かった。

活動が終わり、集合場所の川原橋ビオトープもすっかりきれいになりました。ビオトープには、高丸の方からのきれいなわき水が、今も絶えることなく、勢いよく流れこんでいます。水の音は癒しの効果があるとのことですが、いつまでもたたずんでいたい風景です。


今年の川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動は、今日で終わり。新年は、1月8日(日)の朝8時からです。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。


2022年12月4日日曜日

20221204 滝が谷口池の雑草雑木刈りで運動してきました

 今朝は、あじさい公園とつつじが丘のクリーン活動の日です。まず、つつじが丘の集合場所に顔を出して、参加メンバーにご挨拶しました。その後、さらに車を走らせて奥畑の駐車場に止め、滝が谷口池に行き、雑草雑木刈りで運動してきました。血が巡って体重も少し減らして、今週7日の健康診断では引っかからずに済むのではないかと思います。


8時30分から12時過ぎまで頑張った結果、池への降り口の法面やフェンスが見違えるように明るくなりました。池の上の平地からは、池の中が見えるようにもなりました。池の水が満水状態が続いてひどく淀んでいますので、奥畑の水を利用しておられる方に連絡を取った上、弁を少し開けてきました。これからの冬の季節に池干しができて、多少なりとも環境が良くなることを期待します。




また、奥池へ繋がる道路沿いのフェンスに山のように絡みついた葛も整理しました。数週間前に私が刈り取った葛は、総合運動公園の管理事務所か、地元の財産区の方のどちらかが、きれいさっぱり搬出してくれていました。これから、奥池に浅場を作り、ササバモを再び植え直す活動が始まります。気持良くボランティアさんを迎え入れることができます。


■朝の、つつじが丘のクリーン活動の皆さんです




2022年11月29日火曜日

20221127 福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動と、生物多様性確保プロジェクト二日目の調査を行いました

 27日(日)は、福田川流域4箇所のクリーン活動のうち、福田小学校前〜コープこうべ福田店前の日でした。この日は、前日に引き続き、福田川生物多様性確保プロジェクト調査日にも当たっていて、いつもの調査の順番を変更しました。

最初に、前日、コープこうべ福田店前に仕掛けたもんどりを全員で引上げて生き物を確認。前回8月の調査で掛かった「カワアナゴ」こそ掛かりませんでしたが、テナガエビ、モクズガニやスジエビがカゴに入っていました。昨年同時期に、同じ4個のもんどりを仕掛けて釣果は0でした。それが今年の2月の調査から掛かりだしました。テナガエビは比較的水質の汚濁には強いとのことですが、福田川の水質環境の改善を実感させられます。



その後は、水質の確認と並行して、いつものクリーン活動に移りました。このたび、福田川クリーンクラブはコープ神戸さんの「虹の賞」を受賞することになりました。27日は、その取材でコープこうべの地区担当者も参加され、いつもの月と比べて賑やかな活動となりました。


先週は、23日(水)にまとまった雨が降り、高水敷が水浸しになりました。雑草は全て薙ぎ倒され、先月刈り取った雑草雑木が、シナサワグルミなどの木々に引っかかり、埋れていたたくさんのゴミが露出しました。スーパーのポリ袋に入った投棄ゴミも目立ちました。

次回の福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動は、12月25日(日)クリスマスの日です。皆さん、川をきれいにしてお祝いの日にしましょう。ぜひ一度、活動に参加ください。お待ちしています。

2022年11月19日土曜日

20221119 滝が谷口池を中心に、奥池の一部で雑草雑木刈りを行いました

 テレビをつけると紅葉狩りのニュースが流れています。と言うことは、落葉、そして雑草の種のシーズンです。今日は、夏以来久しぶりに、福田川の水源の一つ滝が谷口池と奥池に足を踏み入れ、秋の気配を楽しみながら雑草雑木刈りをしました。





今日、重点的に作業を行ったのは、口池の方です。奥畑から市営地下鉄車庫の下の長いトンネルを抜けて、池への入り口の扉を開けようとしたところ、なかなか動きません。葛が絡まっていたのです。その先も、地面が雑草で良く見えず、深い溝の蓋のグレーチングが途切れているところもあり危険です。来週末、福田川生物多様性確保プロジェクト調査でメンバーがやって来ます。また、滝が谷奥池では年内に、藻場をより適切な場所に再構築し、池の水質改善のための流れを作る瀬を構築する作業も予定されています。作業者が去年の私のように骨折してはたまりません。種だらけになるのも嫌なことです。

今日は、竹や笹、雑木も切れる高性能なブレードを装着した草刈機の他、剪定鋏や携帯ノコギリのフル装備。しつこい葛やしなやかな野ばら、クシャミの元のセイタカアワダチソウにススキや雑木の薮をバッサバッサとなぎ倒していきました。

滝が谷奥池の土手のえん堤は、すでに地元の方か神戸市職員が少し前に刈り取りを行っていたようです。追っかけ作業でさらに見通しが良くなりました。


朝9時前から午後1時半頃までぶっ続けで作業をした結果、うっそう、雑然としていた薮がすっきりして、おにぎりでも食べながら休息したい、と思うような景色に一変しました。身体の中の血も、上手い具合に循環し、心身共にリフレッシュできました。


2022年11月13日日曜日

20221112 「清流が復活し街も元気に」静岡県三島市・源兵衛川・境川清住緑地、清水町・柿田川公園視察報告会を開催しました

 福田川クリーンクラブは今年で創立20周年を迎えました。おかげさまで約60名のメンバーが、川のクリーン活動や生物多様性確保プロジェクト調査、自然環境再生や川を活用したまち興しで目覚しい成果を上げています。しかし、ゴミを減らし、人や生き物に優しい川を取り戻し、川を中心に元気なまち垂水を作り上げるためには、まだまだ克服すべき課題が山積しています。その解決策のヒントを得ようと、10月15日、16日に、静岡県三島市の源兵衛川・境川清住緑地、清水町・柿田川公園を、NPO法人三島グランドネットワーク様の案内で、クラブのメンバーが視察してきました。

昨晩は、その報告会をレバンテ垂水の定員20名の会議室がほぼ満室の盛況のうちに開催しました。ドブ川や工場移転後の川を見事に再生し、全国からの移住者ナンバーワンを誇るまでに元気な川や街の様子を目の当たりにした感動を、報告会参加者と新たにしました。さらに、この環境再生を主導した三島市のNPO法人グランドネットワーク三島さんの活動や手法を、福田川にどのように活かすことができるか、整理してお話しました。

その報告資料を公開します。(資料をクリックし矢印ボタンで次のページに移動できます)







































報告の後、出席者は視察の感想や、報告会を聴いての感想を述べ合いました。

・ボランティアとして、地域を元気にして楽しめる川の実現にむけて、これからも頑張りたい

・三島市の、行政による遊休地の買上げとNPO(環境保全団体)への無償貸与と、市民による手作り公園などの再生は、神戸でも使えると思った

・子どもが通う学校では、福田川は危ないから絶対に入ってはいけない、と教えられている

・クリーン活動や夏休みの生き物調査&川遊びで川に入り、ゴミもあるけれど、川が楽しいところだとよくわかった。学校にしっかり、案内を行って欲しい

・普段、クリーン活動に参加しているが、生き物調査&川遊びで、初めて福田川の水の中に入った。腰まで水に浸かって、昔子どもの頃、川遊びに夢中になったことを思いだした

・企業ボランティアとしてのクリーン活動参加が、仲間入りのきっかけであったが、実際に活動に参加してみると、楽しくて、達成感がある

・議員として、福田川の治水事業が実施されるのに当たって、3面コンクリート張りを阻止し、底面は自然の岩などを残した。それで生き物が多少なりともいる川になっているが、さらに住民に親しめる川にしていきたい

・上流は水質が悪く、下流は三島市ほどではないが、水に因む地名が物語っているようにわき水が流れこんで、水質が良化している。この環境を活かして、自然が豊かな川を育てていきたい


報告会の後は、懇親会で、さらに福田川の行く末来し方の談義で盛り上がりました。