2021年3月28日日曜日

20210328福田小学校前〜コープこうべ福田店前は、マスク、ビニール、吸いがらがたくさん

 天気予報は雨降りでしたが、9時前にはいったん上がっており、ゴミも目立つようなので、クリーン活動を決行しました。幸いなことに10時前の作業終了時までは小降りでした。

今日目立ったのは、マスクです。3名で作業を行いましたが、私だけでも10、4,5枚拾いました。こんなたくさんのマスクがどこから高水敷にたどり着いたのか、不思議です。付けている不意に外れて飛ばされることはまずないはず。外出時には付けていて、取り外すのは自宅ではないでしょうか。家の入り口でマスクを道路に捨てる人もまずいないと思います。それとも、公園や広場での運動の時でしょうか。


不織布は川の流れや雨水に当たってもなかなか劣化、崩壊せず、ゴム紐は木の枝や草に引っかかり易く、草木に藻や雑草をせき止める役目を果たします。ポイ捨てしないで頂きたいです。

その他目立ったのはビニール袋、そして吸いがらです。衣装ケースの残がいも落ちていました。投棄はみっともないので、止めて欲しいです。

兵庫県・神戸土木事務所、神戸市・垂水建設事務所の連携で、2月に、きれいに雑草・雑木が刈り取られ、搬出されました。それでも、たくましいもので、足のくるぶしのあたりまで伸びてきています。夏頃には、例年のように刈り取りが必要かもしれません。

次回の福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動は、4月25日(日)、9時からです。一人でも多くの地域の皆さまに参加頂き、福田川の現状を知って頂きたいです。


2021年3月14日日曜日

20210314 今月の川原橋地区のクリーン活動ではビンカンとたばこの吸い殻が目立ちました

 今日は第二日曜日で、福田川川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動の日です。肌寒さは残るものの素晴らしい天気のもと、クリーン活動を行いました。いつものメンバーが、仕事や体調不良で欠席の中、今日はうちの家族が全員参加しました。

川原橋の河川回収ゴミ専用置き場には、すでに回収されたと思われる大物のゴミが何袋も入っていました。先々週の雨降りで高水敷のビオトープ付近に大物のゴミがたまっているのが気になっていましたが、どなたかが集めて下さったのだと思います。

今日の高水敷は、一昨日からの強い雨風で大物のゴミが流されたのか、左岸も大物は少なく、目立ったのはビンカンペットボトル、そしてたばこの吸い殻です。たばこの吸い殻は、側溝に捨てられたのが、雨で川にまで流れ着いたのかもしれません。火ばさみで拾うと、雨に濡れた吸いがらは非常に臭い、不快です。



変わったものでは、ゴミではありませんが、小さなカエルの一夜干しを一番下の娘が見つけました。ビオトープの岸壁には、ボラの大群が集まっていました。すでに本格的な春がそこまで来ていることを実感させられます。


次回の川原橋地区のクリーン活動は、4月11日(日)の朝8時からです。ご参加をお待ちしています。

2021年3月5日金曜日

20210305福田川源流の滝ヶ谷奥池のかい掘り作業(2回目)に参加しました

 年度末で忙しいのですが、仕事の休みを頂き、福田川源流の滝ヶ谷奥池のかい掘り作業(2回目)に参加しました。前日の天気予報は雨のち曇りでしたが、小やみ無く降り続く小雨の中、神戸市職員や池の敷地を管理する公園緑化協会職員と共に、世界各国から神戸に来て学んでいる留学生ボランティアが元気に作業を行いました。

今日のお題は、池にたまった砂を土のう袋に入れて池の端の岩に沿って積み上げることです。池は、長年の土砂のたい積で護岸の侵食が進み、岩肌が切り立ったようになっています。かい掘りで水位を下げて地上に現れたきれいな砂をシャベルで4回掬い、もう一人のメンバーが口を広げた麻袋に放り込みます。その袋の口を麻ひもで3重、4重に固く縛って護岸に運びます。多少雨を含んだ砂が入った麻袋は結構な重さです。私のウエストも数ミリは、減ったことでしょう。



中国語や英語を始め、色々な言葉を飛び交わせて、ワイワイ言いながら、作業は進みました。麻袋が順調に積み上がり、池のへりの土手から砂地に下りる場所ができ上がりました。これを活用して、新年度から、神戸大学の研究チームにより、池の中に効率的に二酸化炭素を吸着する植物が植えられ、観測が行われます。

前回作業で池の中に水の流れを作るためにすくい上げて固めた土が、その後の雨降りにもかかわらず残っていました。それだけではなく、しっかりと固まっていて、前回はコンパネを敷かないとズボズボはまって危険極まりなかったのに、今日は、長靴で足を取られずに通行できました。竹パウダーの偉力が絶大なことに驚きます。

また、池の南側では、業者によって水抜き弁の補修工事が始まっています。この10年以上、いやもっと長い年月、弁が壊れたまま補修されず、水抜きのために、地元の財産区のご老人が池に潜って、手で弁を開けていました。ワイヤー、ロッドで非常用放水口が復活すると、その危険な労苦から解放され、容易に水位の管理ができるようになります。どっと雨が降って水が溜まり、あふれると一気に池から流れ出ることの繰り返しでしたが、福田川に一定の水が流れこむことが期待できます。水の流れができると、メダカをはじめとする生きものたちも、活気づくはず。それこそ、流域の私たちの望むところです。


着実に進み始めた福田川水系の環境改善の取り組みを、私たち流域住民も強力に、我がこととして推進していきたいです。