2020年7月26日日曜日

20200726 福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動 ビニールとポリ袋が大木をなぎ倒す

今日は第四日曜日で、福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。まだ梅雨が明けませんが、貴重な雨降りの間隙を縫って活動を行いました。


一昨日から昨日に掛けての大雨は収まり、黄土色だった川の水も、透明さを取り戻していました。しかし、渓流のような流れは、高水敷にまで達していました。





今日驚いたのは、高さ3、4メートルのシナサワグルミが何本も、根っこからなぎ倒されていたことです。高水敷を保護するナイロンの丈夫なシート毎、ひっくり返っていました。ビニールやポリ袋が枝に引っ掛り、そこに流れ着いた草木の枝葉が絡みついてスクリーンができ上り、水圧が掛かったのが原因だと思われます。水の力の大きさは侮れません。



水の流れで、いつものビンカンペットボトルの姿はほとんど無く、とにかくビニール、そしてポリ袋。ゴミは水を含み、結構重たくなりました。これらが海へ流れこみ、海洋プラスチックゴミとして生物を傷つけると思うと、ぞっとします。

午後の垂水は、また、まとまった雨降り。活動時間帯に雨が上がってくれて良かったです。

福田小学校前〜コープこうべ福田店前の来月のクリーン活動は、8月23日(日)の9時からです。次回こそ、カンカン照りの夏の天気になっていると思います。体力が有り余っている方、環境問題に関心が深い方の参加をお待ちしています。

2020年7月25日土曜日

20200725 夜半過ぎの雷雨が気になり、福田川流域を見回ってきました

夜半過ぎの垂水は、大雨と大変な雷鳴でした。落ち着いて眠れなかった方も少なくないと思います。福田川流域の様子が気になって、雨が一時的に上がった朝方、下流から源流・落合池まで見回ってきました。

2年前の台風では、川原橋ビオトープの境界石が流失し、上流のつつじが丘では階段広場のてすりが流水・流木のために流失ました。昨晩は結構な量の雨が降ったのではないかと思われますが、幸いなことに被害はありませんでした。





下流域では、川原橋ビオトープが持ちこたえていました。アオサギが濁流で生き物を探しているようですが、見つからないと思います。

高水敷の橋のたもとにメンバーがヒマワリを植えていましたが、さすがに増水時に流されてしまったようです。



福田小学校前〜コープこうべ福田店前では、高水敷が完全に水で覆われています。川幅が狭くなっているからだと思われます。明日午前のクリーン活動の時には、水が引いていることを願います。





上流のあじさい公園、つつじが丘でも水が増しています。いつもは枯れる寸前のチョロチョロの水が流れ下ってくる支流も、まとまった量です。逆に、支流からは、魚の遡上を考えると、いつもこれぐらいの水量が欲しいですね。



調整池の機能も持つと言われている奥畑河川広場は、今回、水に浸かった形跡がありませんでした。源流落合池も、台風の際には数メートル水位が上がります。しかし、湿原と化した水面からは雑草が見えていて、少し拍子抜けしました。

この梅雨の大雨は、これを最後にして、早く本格的な夏空を見たいものです。


2020年7月12日日曜日

20200712 川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動と草刈りで高水敷を自由に行き来できるようになりました

今日は第二日曜日で、福田川川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動の日です。今日は時折日差しも降り注いで、蒸し暑い中での活動となりました。今年の梅雨は、まとまった雨降りが続いています。高水敷の人間の背丈よりも高いところに草木の残骸が溜まっていて、長雨でここまで水位が上がっていたのか、と驚かされました。


川原橋ビオトープは、前日までの大雨ですっかりと姿を変えていました。高水敷の上に乗っていた雑草のじゅうたんはペロッとはがれ、川との間を仕切っていた雑草も一部が流れてしまい、ビオトープに貯める水が川に漏れています。観察用の敷石も、盛大に動いています。梅雨が明けたら、修復作業を行いたいです。


ゴミの方は、いつものビニールの他、今日はビンカンペットボトルが多かったです。たばこの吸い殻や軽いゴミは、まとまった雨で海へ流れてしまっていると思います。




クリーン活動の後は、残ったメンバー2名で草刈り。5月のGW依頼の作業です。2週間前に草刈りを行った福田小学校前〜コープこうべ福田店前ほどではありませんが、特に右岸の高水敷は深い薮になっていて、人の立入りがはばかられる状態でした。ヤブカラシや蔓草は水をたっぷりと含んでいて粘り強くなっており、エンジン草刈り機の鋭利な刃でもスパッと切れずに機械にまとわりつきました。その度にエンジンを止めて取り除かなければならず、なかなか大変な作業になりました。クリーン活動の後に、もう一度同じところを草刈り機をもって通ったところ、新たなペットボトルが二つ、三つ、落ちていて悲しい気持ちになりました。




瑞穂公園前では、条件が整えば、8月初旬の大潮の干潮の日に地域の子どもたちを招いて、川遊びや生き物調査を行いたいと、計画をはじめています。雑草を刈ってスッキリとした高水敷で、安全に遊べます。今年は、近隣の海水浴場が全て閉鎖で、学校の開放プールもなく、小学校のふれあいの夏祭りも中止となってしまいました。子どもたちや保護者が喜ぶ、地域のイベントになると思います。詳細が決まりましたら、ご案内いたします。

次回の川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動は、8月9日(日)の8時からです。一人でも多くの方の参加をお待ちしています。事前のご連絡は不要です。どしどし、川原橋ビオトープにいらしてください。

2020年7月5日日曜日

20200705 梅雨の合間を縫って福田小学校前〜コープこうべ福田店前の草刈り、枝切りを行いました

今日の午前中、予定通り、福田小学校前〜コープこうべ福田店前の高水敷の草刈りと外来樹木の枝切りを行いました。作業開始時は、どんよりとした雨雲が空を覆い、小さな雨粒さえ降ってきました。その後天気は回復し、作業が終わる12時頃には強い日差しも出てきて、のぼせそうになりました。



クラブの6人のメンバーが参加して、4台の草刈り機や枝切りばさみ、レーキを使って作業を進めた結果、大人の背丈ほどに伸びた雑草はきれいに刈り取りました。また、ゴミや枯れ枝をキャッチするスクリーンと化し、枝を四方八方に延していたシナサワグルミの枝も落としました。作業のおかげで、ゴミの回収活動が楽になります。それだけではなく、生きもの観察も草むらに足を取られたり、粉塵の嫌な臭いなく行えるようになります。






茂みの中ではアオダイショウが、何が始まるのだろうかと言う顔つきで、私たちを見ていました。また、枝や雑草の葉を川に落とすと、ヘビが頭から7,80センチほどを水面に出して一目散に泳いで逃げる姿も見えました。


今は、安全管理の理由から、通常、川へ降りる扉には鍵を掛けることになっています。遠くないうちに、管理者の県などに働きかけて、誰でも自己責任で高水敷(河原)に降りて楽しめる福田川にしたいです。

クラブでは、クリーン活動の他、川を活用した子どもたちが喜ぶイベントの企画・運営を行う仲間をいつも募集しています。体力が有り余っていたり、自然観察にご興味がある方は、どしどし、ご連絡ください。