2025年6月28日土曜日

20250628 滝が谷口池の雑草雑木刈り取り作業が一段落しました

今日は暑さを避けて朝の早い時間から福田川の源流の一つの滝が谷口池に行き、えん堤や作業用道路、奥畑地区から口池へのトンネル入り口の道路の雑草雑木刈り取り作業を行いました。

樹木にまとわりついた葛を切断して引きずり下ろし、雑木用のチップソーで大人の背丈以上に伸びたススキや雑木をなぎ払いました。フェンスに取り付いた雑草もせん定ばさみでチョキチョキ切断。えん堤や池への入り口の作業用道路はスッキリした風景になりました。





口池にはこの2か月ほどの間に数回入っていましたが、今日残っていたエリアを制覇し、一段落しました。しかし、前に刈ったところでは、ヤブカラシや葛がゾンビのようにひょろりと伸びてきています。来月下旬頃、クラブのメンバーを誘い、財産区の皆さんと共に、奥池共々、やっつけたいと思います。

2025年6月22日日曜日

20250622 福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動と瑞穂橋付近の雑草雑木刈り取り作業で頑張りました

 今日は第四日曜日で、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。蒸し蒸ししして空気が重たく感じられる中、いつもの月よりも大人数の8名で頑張りました。その結果、資源ゴミが2袋、それ以外のゴミが5袋に大物も回収しました。

クリーン活動のエリアは昨日までに雑草雑木の刈り取りを終えています。それで、雑草や木の根元から主にビニールやポリ袋のゴミがたくさん出てきました。樹木にまとわりついたゴミと粉塵を火ばさみで引き剥がしました。比較的風が強い日が続いているからか、川の中にも投棄されたゴミ袋が落っこちていました。また、そんなに古くないスポーツサイクルも投棄されていて、メンバーがズボンを濡らしながら引き上げました。登録ナンバーが付いているので、半年以上川に落っこちているミニバイクと合わせて、回収依頼手続きが面倒なことになりそうです。






同じ時間帯、下流の瑞穂橋付近の左岸では、メンバーの親子が高水敷で雑草雑木刈り取り作業を行いました。草刈機の扱いに慣れていないため、しなやかなノイバラに手を焼いたようです。土を擦るのを覚悟で、根本に刃を入れる必要があります。作業の結果20メートルほど安全に立ち入れるようになり、来月の川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動エリアが少し北側に延びます。




2025年6月17日火曜日

20250617 日曜日のクリーン活動に備えて、福田小学校の南側の高水敷の雑草雑木刈り取り作業を行いました

 今度の日曜日、22日(日)の朝9時から、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動を行います。それに備えて、今日の午前中、活動エリアの南側約70メートルの雑草雑木刈り取り作業を行ってきました。これで左岸は貫通し、高水敷から南側の川が見通せるようになりました。


雑草は、まだ大人の背丈ほどには伸びていなくて、助かりました。シナサワグルミなどの樹木は、腰の高さから下の枝をせん定ばさみで落として、ゴミの樹にならず木陰を提供してくれるようにしました。

次回、時間を作って、さらに南側の右岸も刈り進めたいと思います。空冷ベストの出番です。

2025年6月9日月曜日

20250609 春の「福田川の生物多様性調査」記録を公開します。悪天候で、調査が3週にわたりました

 5月18日(日)から6月1日(日)に渡って行った「福田川の生物多様性調査」の報告がまとまりましたので、公開します。(資料をクリックで拡大表示。キーボードの矢印キーで次のページへ移動します)

毎年5月下旬に行っている「春」の調査では、2019年以降過去7年間、ほぼ好天でした。しかし、今年は2週続けてまとまった雨があり、3週またいでの調査となりました。神戸市ではリノベーション神戸の一環として地下鉄名谷駅周辺の美化、リニューアルが進んでいます。その計画の中に福田川源流の一つである落合池もあるようです。早春に池を覆い尽くす勢いであったガマの刈り取り搬出が行われ、駅側の法面の外来樹木が除伐されました。その結果、水と生き物が幾分戻り、劣悪な環境の池に正に一縷の光が差すようになってきています。

流域で捕獲した生き物の数が、天候の要因があるかも知れませんが、全般的に昨年までの「春」の調査と比べて減少傾向なのは気になるところです。その一方、仕掛けのもんどりに今回初めてタニシやカワニナなどの巻貝が入ってきて、水生生物の生息状況やバランスに良い変化が現れていることも感じ取れました。












今回、流域の水質評価の重要な指標となるDO(溶存酸素濃度)の測定には、神戸市立工業高等専門学校の厚意で光学式測定器をお借りして、精密な計測を行うことができました。また、落合池の調査では、昨年発足した落合池里山再生ネットワークに同道いただきました。ご協力を感謝いたします。

この調査活動は2014年以来、有期限のプロジェクトとして行ってきました。今年度からは、福田川水系の変化をこれからも季節ごとに捕らまえ続け、不断の環境改善に繋げて行くことを志向して「福田川の生物多様性調査」と名称を変えます。

次回の調査は夏真っ盛りの8月末を予定しています。福田川のワイルドな環境、生き物にご興味がおありの方は、ぜひ、福田川クリーンクラブ事務局までご連絡ください。参加を歓迎します。また、本調査の資料は、「福田川クリーンクラブ資料室」にてご覧頂けます。お気軽に閲覧申請ください。



2025年6月8日日曜日

20250608 今日は福田川の3か所で同時にクリーン活動を行いました

 今日は第二日曜日で福田川の川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動の日です。上流のつつじが丘と名谷あじさい公園も、本来活動日の先週から今日に変更になり、三か所同時実施となりました。川原橋では高校生の新メンバーも加わり、3地区合計18名です。人数が多いと、作業も短時間で済みます。


川原橋地区では事前に雑草雑木刈り取り作業を行ってゴミが引っかかる場所が少なくなったからか、いつもの月よりもゴミの量が少なかったです。それでも吸いがらが目に付き、河口の葦原では海から吹き上げられたプラスチックや発泡スチロールの破片が結構ありました。高水敷には、タヌキと思われる死骸や川から跳ね上がって干物になった大きなボラの死骸もありました。






最上流のつつじが丘では、高水敷にシナサワグルミが繁茂しています。それにビニール袋、ポリ袋やロープなどが引っかかりみっともない姿になっていました。また、建材の一部と思われるものも落ちていました。つつじが丘では貴重なスッポンの死骸もありました。



名谷あじさい公園でもビニール袋などが岩場に挟まっていました。一輪車の忘れ物もあり、回収しました。

次回の福田川流域のクリーン活動は、22日(日)9時から福田小学校〜コープこうべ福田店前で行います。当日が梅雨の晴れ間であって欲しいです。


2025年6月7日土曜日

20250607 今日の午前中は、滝が谷口池に転戦してきました

 今日の午前中は、福田川源流の滝が谷口池で雑草雑木刈りを行いました。今日の作業で、池に安全に立ち入ることができ、えん堤の半分以上がスッキリと見通せるようになりました。




ススキの薮には何か動物の大きなうんちが引っかかっているように見えました。近づいて見ると、小型の真っ黒なヘビでした。何という種類でしょうか。そこの場所の刈り取りは止めて、ヘビをそっとしておきました。

5月下旬から6月1日まで掛けて「福田川の生物多様性調査」を行いました。その際に、滝が谷口池で雑草の茂り具合が非常に気になりました。2021年8月の調査では、ススキや雑木で足元が良く見えず、グレーチングが無い用水路に転落し、肋骨を2本、骨折しました。同じ目には絶対に会いたくないです。また、作業用の道路から池の中が見えず、非常に鬱陶しい風景になっていました。

この冬に刈り取りをサボったところでは、葛などが再進出して薄暗く元の薮に戻っています。来週はいよいよ梅雨入りですが、晴れ間を見つけて続きを頑張りたいと思います。

2025年6月2日月曜日

20250601 「福田川の生物多様性調査」の生き物調査、「身近な水環境全国一斉調査」、瑞穂公園前左岸の雑草雑木刈り取り作業と盛りだくさんの一日でした

 昨日は朝から夕方まで福田川に入り、盛りだくさんの活動を行いました。

毎年季節ごとに行っている「福田川の生物多様性調査」。今回は、週末の悪天候に翻弄され、5月17日以来3週にわたっての調査となってしまいました。しかし、ようやく土日の天候が安定し、残りのコープこうべ福田店前と瑞穂公園前のもんどり引上げ調査ができました。コープこうべ福田店前では特大サイズも含め3匹のカワアナゴが掛かりました。放流され定着している鯉の食害をのがれて、環境省レッドデータブック記載の魚が定着しています。瑞穂公園前では、魚やレギュラーメンバーのテナガエビが掛からず寂しい釣果に終わりました。今後、水質や植生の調査結果と併せて報告書にまとめて公開します。

そのあと、引き続き「身近な水環境全国一斉調査」で、源流落合池から瑞穂公園前までの各所で水を採取し、CODを測定して回りました。この調査は、北海道から沖縄まで578団体により4,433か所で一斉に調査が行われているもので、福田川水系の水の汚れ具合がCODの値で相対的に把握できます。(福田川水系の上流は、全国的に比べてもひどく悪い水質)


落合池ではえん堤をふさぐ雑木の枝をノコギリで払ったり、落合池里山再生ネットワーク(OSS)さんが整備中の散策路にはじめて足を踏み入れて地層が露わになっているところの観察も行いました。


午後からは、ひと息ついて、瑞穂公園前約160メートルの左岸の雑草雑木刈り取り作業を行いました。幹が硬化して草刈機の刃が入りにくい雑草もあって少し難渋しましたが、左岸もクリーン活動エリアが全て安全に通れるようになりました。作業を終えて道路に上がると、通り掛りの犬の散歩の方から、近年、福田川が随分きれいになった、との話を頂きました。嬉しいことです。


次回、今週末6月8日(日)の活動では、元気にクリーン活動を行たいと思います。