2019年12月8日日曜日

1日と今日、8日は、つつじが丘と川原橋の今年最後のクリーン活動でした

今年も早、師走。だんだん冬らしい天気になってきました。1日と、今日、8日はそれぞれつつじが丘と川原橋で今年最後のクリーン活動を行いました。

つつじが丘付近は川筋が細くなっていて、見事な渓谷美ですが、メンバーが川の中に入ってゴミを回収します。相変らず風に飛ばされてきたスーパーの袋が目立ちました。幸いなことに今月は、バイクの投棄は無かったようです。







川原橋では、スーパーの袋に入った投棄ゴミや空き缶が草刈りを終えた高水敷に多数落ちていました。土管から流れ着いて葦の茂みに数多くのタバコの吸い殻も引っ掛っていました。タバコの値段が昔と比べてずいぶん上がり、消費量が減っていると思うのですが、高水敷ではひどい状態が続いています。ポイ捨ての罰金を思い切って引き上げて欲しいです。







川原橋のビオトープでは、メダカやグッピーの群が姿を消し、ひっそりと静まりかえっています。川の中では、まだそこそこ水温があるからか、大きなボラが悠々と泳いでいました。




2019年11月4日月曜日

2日、3日の連休に有志で、福田川下流域の人の背丈ほどに繁った高水敷の薮の草刈りを行いました

薮の草刈りは、一度始めると、継続して行う必要があります。そうしないと、日当りが良くなった地面に刈った草が積もって、さらにひどい薮になります。福田川の下流から中流域・コープ福田店に至る高水敷も、同じです。8月に草刈りを行いましたが、人が通行するのもはばかられるほどの背丈に雑草が伸びました。




垂水区役所の呼び掛けで、11月17日の神戸マラソンに合わせて「たるみ☆クリーンアップ月間」の一斉清掃が、11月10日(日)に行われます。それに備えて、この連休の2日(土)、3日(日)の両日に分けて、有志で、下流の高水敷の草刈りを行いました。3日(日)は、同じく福田川下流域でクリーン活動を行っている高丸婦人会・フクレンジャーの皆さんもおられて、刈った後のゴミを集めて下さいました。お陰で、子どもさんやご老人も安心して、高水敷でゴミ拾いができるようになりました。



エンジン草刈り機は、結構な大音量ですが、それを「うるさい。何のために草刈りを行うのか。川の中は、緑があった方が『きれい』やろ」とクレームをおっしゃる住民もおられると、聞きました。残念ですし、草刈りを行わないと、どのようなことが起きるのか、私も機会があれば、しっかりお話し、理解を得たいと思います。

2019年10月13日日曜日

10月19日(土)に「福田川さんぽ」を開催します。今回は、福田川中流域の左岸(東側)。垂水の地理と歴史を知る絶好のチャンス!多数の皆様の参加をお待ちします

福田川クリーンクラブの秋のイベントのお知らせです。参加費無料です。福田川を取り巻く垂水の地理、歴史、文化を学べる絶好のチャンスです。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

■「福田川さんぽ」中流域編

・日時:2019年10月19日(土) 9:00~11:00 (少雨決行)
  ※荒天等で中止の場合、本ブログやFacebook等で告知します

・コース:福田小学校~菅の池~美山台~大澤病院~権行寺川~登和寺
・集合場所:コープこうべ福田店前
・解散場所:桃山台3丁目バス停

【今回のさんぽの見どころ】
今回は、福田川中流部の左岸側(東側)を中心に散歩します。このエリアには、菅ノ池、権行寺といった興味深い地名が残っています。また、第二神明名谷インターのあたりからは、福田川の支流に沿って今も谷戸の風景をみることができます。福田川の本流と支流の水みちがつくりだす地形のダイナミズムを実感しながら、流域の人びとの暮らしに思いを向けていきたいと思います。

【案内役】
神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 准教授 / 福田川クリーンクラブ顧問
 髙田知己さん


20191013 台風一過の川原橋は投棄ゴミが目立ちました

台風一過で時折強めの風が吹く川原橋で、10月のクリーン活動を行いました。今月は、行事や連休のためか、川原橋では私の家族4名プラス1名と少ない人数の活動となりました。前の週の6日に活動が行われた、つつじが丘でも4名でした。それでも、川原橋の1名は、今回初参加で、ありがたいことです。



台風の大雨で上流や海からたくさんのゴミが漂着しているのではないかと思いましたが、拍子抜けしました。ゴミは、海の方に流れ出てしまっているのかもしれません。一方、食べ物の容器や飲み物の缶を入れたレジ袋が捨てられているのが目立ちました。また、釣り人が残したと思われるクーラーボックスや、危険な車のバッテリーの放置も。



高水敷の草を刈り、ゴミ拾いをして袋に入れていただいたのは結構なのですが、それが10袋以上、放置されていました。最後まで責任を持って処分頂きたいものです。


 川はゴミ捨て場ではありません。そう、地域に訴えていくしかありません。


川原橋のビオトープでは、うまい具合にわき水が溜り、メダカやお腹が大きなグッピーが、大雨の流失を免れて気持ちよさそうに泳いでいるのが見えました。


高水敷は、8月に草刈りを行いました。しかし、刈った草木が肥料となり、良好な日照が得られたためか、大人の背丈を超えるほどに草木が茂って薮となっています。1時間ほどの作業を終えて、元の場所に戻ってくると、私や娘たちの軍手や衣服には、おびただしい数の種が付きました。わが家の庭に持って帰ることは絶対に避けたいので、払い落とす作業にも時間を取られました。高水敷は、不断の管理、秋の草刈りが必要です。

2019年7月14日日曜日

20190714昨日の一斉清掃は中止となり、本日、川原橋地区のクリーン活動を行いました



昨日は、午前中パラパラと雨が降ったりやんだりの天気で、残念ながら、「垂水区海岸・河川一斉清掃」は中止となりました。瑞穂公園前にお集まり頂いた高丸青少協や地域の皆さまには、川に入らず、川横の公園や道路の清掃を行って頂きました。


今朝は、その代わりに川原橋地区のクリーン活動を行いました。今月から9月までの夏の間は、サマータイムで、8時開始です。


今回は、ポリ袋に包んだ投棄ゴミが目立ちました。今月も、1.5キロの業務用食用油のペットボトルの投棄がありました。川はゴミ捨て場ではありません。いい加減にしてもらいたいものです。一方、いつもイヤになるぐらい落ちているたばこの吸い殻は、少なかったです。雨続きで高水敷から川の中に流されてしまったのかもしれません。


高水敷には、エイの赤ちゃんの死体がありました。満潮時に上ってきて、潮が引いたときに取り残されたのだと思います。また、大きなモクズガニが数え切れないほど活動していています。ゴミ袋の中でもぞもぞ動くものがあるので、見てみるとゴミといっしょに回収袋に入れてしまっているのに気づき、逃がしてやりました。







2019年7月7日日曜日

20190707 7月13日(土)8時からの「垂水区海岸・河川一斉清掃」に備えて

今度の土曜日、13日は、朝8時から、垂水区役所の主催で「垂水区海岸・河川一斉清掃」があります。この一斉清掃は、従来、垂水漁港や塩屋漁港、アジュール舞子の海岸部で行われていましたが、福田川クリーンクラブの提案で、数年前から福田川流域も対象範囲に加わりました。

福田川の河川敷では、クリーンクラブのメンバーが毎月1回入って、クリーン活動を行っています。ところが、この時期、草木が子どもの背丈以上に生い茂っていて、一般市民はおろか装備を持ったクラブのメンバーですら立入りも難しくなっています。そこで、先週と今週の2回に分けて、メンバーが下流の川原橋から瑞穂公園の区間と、中流域の福田小学校前からコープ福田店前の区間の草刈りを行いました。

草刈り前の瑞穂公園前

散髪が終わってサッパリとした瑞穂公園前の高水敷


緑がうっそうと繁って足元も見えない福田小学校前の高水敷

凹みで足を踏み外さず通れるようになりました

作業の結果、草木に埋れていた凹みも目で見て分かり、安全に通行できるようになりました。

川原橋では、通れるようになった高水敷に、さっそく「カワガキ」たちが降りて来て、カエルやモクズガニを探しを始めました。エンジン草刈り機をぶん回して僕らは汗だくになり、肩や腰もガクガクになりましたが、うれしさでその疲れも引いたような気がしました。

さっそく現れた川ガキたち


珍しい赤みがかったカニを捕まえて大喜び


川原橋の草刈りでは、タコを捕まえる釣り針が私のゴム靴に刺さりました。事前に対応できて良かったです。市民の皆さまにも、安全に高水敷に入ってゴミ回収を行い、川の中や高水敷の生きもの観察をして頂けます。



町内のドブさらいや雑草引きと同じように、本来は川のご近所の皆さんが、それぞれの地域の川をご担当頂きたいところです。しかし、福田川は、基本的にふだん、市民が立ち入ってはならない川なのです。一斉清掃で、ぜひ、川の良いところや、ひどいところを感じ取っていただきたいです。そして、自分たちの川として守り育てる機運を高めたいものです。

13日(土)の一斉清掃に、たくさんの皆さんが参加されるのを心待ちにしています。
なお、福田川流域の一斉清掃では、濡れても良い靴か、長靴でいらして下さい。



2019年6月10日月曜日

20190609 今月の川原橋のクリーン活動でも投棄ゴミが目立ちました

昨日は、第2週の日曜日で、福田川・川原橋地区のクリーン活動の日でした。カラッとした素晴らしい天気のもと、ゴミ収集を行いました。クラブのメンバーの数は残念ながら少なかったですが、今回、学生メンバーの堤さんと堀さんが参加してくれました。堀さんは、何と、淡路島・志築からのご参加とのことです。ありがとうございます。お二人が所属するESD推進ネットひょうご神戸は、神戸大学に事務局があり、「持続可能な開発のための教育推進」を標榜し、メンバーは、環境保全や社会福祉などのさまざまな活動に参加しています。



今回のクリーン活動でも、残念ながら投棄ゴミが目立ちました。業者のものと思われる、食用油の入ったペットボトルの他、使用期限が切れた消火器まで捨てられていました。河口付近の潮の干満の境目の葦の根本には、吹き寄せられたペットボトルやお菓子のガラ、たばこの吸い殻が集結して、日光に温められて異様な臭いを放っていました。


私たちは、この現状を広く公開して、ゴミ捨てを少しでも減らしたいと願っています。川の中を悠々と泳ぐボラやクサフグにスズキ、高水敷のモクズガニのためにも。


川原橋付近の高水敷は、1月に、兵庫県神戸土木事務所によって草木が刈り取られましたが、子どもの背丈ほどにも伸びています。来月、7月13日(土)には、毎年恒例の、垂水区海岸・河川等一斉清掃が開催され、川原橋付近にも普段立ち入らないたくさんの市民が入ってゴミ拾いを行います。それまでに、クラブの有志でエンジン草刈り機をぶん回して、高水敷の散髪を行う予定です。


2019年5月15日水曜日

20190503/05 GWに実施した、今年度第1回目の「福田川生物多様性確保プロジェクト」調査結果がまとまりました

5月3日(金)、5日(日)の両日にわたって、今年度1回目の「福田川生物多様性確保プロジェクト」調査を行い、その結果がまとまりました。

今年度は、福田川で特徴的な上流域ほど水質が悪い謎を明かすべく、源流付近で調査地点を3箇所(4池)増やしました。

福田川水系にはこれまで、魚類の特定外来生物は、幸いなことにはびこっていないのでは、と思っていました。しかし、今回の調査で、あっさり裏切られ、ブルーギルやブラックバスが多数生息している場所が見つかりました。福田川水系の本流などに広がらないように、啓発を行う必要があります。

また、水質では、今回に限って、異常にリンの値が高かったです。あらたな謎が生まれました。

詳細な調査結果は、資料をご覧下さい。

「福田川生物多様性確保プロジェクト」では、この夏を始め、今年度も季節毎に川や池に入り調査を行う予定です。福田川の真の姿に触れる絶好の機会です。調査活動にご興味がある方は、ご一報下さい。