2019年3月10日日曜日

20190310 福田川クリーン活動:今月の下流域はたばこの吸い殻が多かったです

今日は第2日曜日で、福田川クリーン活動の下流域・川原橋地区の活動の日です。年度末で皆さん忙しく、レギュラーメンバーも残念ながら欠けて、少人数での活動となりました。


3月始めにしては気温が高く、ジャンパーなしでも大丈夫でした。心配した天気も、1時間余りの活動の最後あたりまで持ちました。1月にきれいさっぱりと草木が刈り取られた高水敷で、まだ生き物の活動はまばらでした。


代わりに目立ったのが、たばこの吸い殻。同じ種類のフィルターがまとまって葦の茎の下などに集中して見つかりました。ドライバーが、意図的に灰皿の中身をぶちまけたことを疑います。レジ袋に入った家庭ゴミのポイ捨てもありました。



普段、川の高水敷で人を見かけることはありませんが、今日は、人がおられました。近寄ってみると釣りをしているのが分かりました。スズキが釣れれば良いのだが、とおっしゃっていました。いつの日か、何人もの市民が気軽に釣り糸を垂れることができる川にしたいものです。


川原橋のビオトープには、清水が流れこむ側溝から吸いがらや、ドリンクの缶、お菓子の包装紙などが数多く流れ着いていました。地域の住民から県の土木事務所に、「誰が管理しているのか。水が汚く濁り、ゴミも目立ち、環境が良くない」との電話があったそうです。ビオトープを構築、運営している私たちも、そのような残念な電話が掛からないように、管理をしっかりするのとともに、ビオトープの価値を、広く地域に紹介していきたいと思います。

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それから、先月の2月17日のクリーン活動の様子も少しご紹介します。
これまで、瑞穂公園から北の中流域は、うっそうとした樹木や草に行く手を阻まれて、入り込むのが困難でした。1月に県の神戸土木事務所によって、草木が刈り取られた結果、隠れていたゴミの山が露わになりました。1時間ほどのクリーン活動では到底拾いきれないゴミの量に、たじろぎました。


私たちがカバーできていない流域の住民を巻き込んで、川を良好な環境に取り戻す努力が必要だと痛感しました。