2024年3月31日日曜日

20240331 4月12日(金)に神戸市のオープンミーティングで、福田川クリーンクラブの活動についてお話します

 4月12日(金)の15時30分から1時間、神戸市役所1号館1階ロビーで、久元神戸市長のコーディネートでオープンミーティングが開催されます。テーマは「人と自然をつなぐ市民活動」まさにクラブの活動を一言で表すテーマ名です。今回、私もパネラーとして福田川クリーンクラブの地域活動や課題につきまして、お話させて頂きます。

市民の皆さんにクラブの活動に目を向けて頂く良い機会です。クラブのメンバーにとっても、近年多彩になってきている活動内容や今後の方向性をご理解頂けます。また、神戸市内の他地区で親子里山保全や休耕田再生に取り組む他団体のトップのお話が聴ける貴重な場です。私も楽しみにしています。

平日の夕方ですが、お時間があります方は、ぜひ三宮の市役所1号館1階ロビーへお越し下さい。


2024年3月24日日曜日

20240324 今年の「須磨FRSネット自然環境サミット」は落合池の特集。「落合池の水生生物と水質、そして環境再生に向けて」と題してお話しました

 須磨区の森・川・海の自然環境保全や利活用を共通目標として、須磨区内の自然環境保全団体が集まって2009年に「須磨FRSネット」が結成されました。以来毎年、総会が切れ目無く行われているそうです。今年は「自然と歴史のたからもの、落合池の現状を知り、今後を考えよう!!」をテーマに、須磨パティオのパティオホールで開催されました。

福田川にはいくつかの源流がありますが、その最大の源が落合池です。私も「落合池の水生生物・水質と環境再生に向けて」と題し、二番バッターとして短い時間ではありますが、お話させて頂きました。その発表資料を公開します。































会場には環境保全団体だけでは無く、落合池やその周辺の落合中央公園の再生、利活用に関心をお持ちの市民や学生さんが集まりました。さらに昔、落合池で遊んだり、農業用水として落合池の水を利用したというシニアの方まで幅広い層の市民の参加がありました。



この一二年の間に、住民の池への関心が急速に高まってきています。我がまち名谷ニュータウンの再生には、落合池の魅力度向上が欠かせないと言うことです。それを受けて一昔前までは、安全が確保出来ない危険な池として「由らしむべし、知らしむべからず」の姿勢であった当局も、近年利活用に推進に舵を切ったようです。
今日は、新たな落合池作りに向けての具体的な第一歩になりました。福田川クリーンクラブとしても、須磨FRSネットやそこに集う団体と今後も密に連携したいと考えています。



2024年3月15日金曜日

20240315 「名谷には隠れた自然環境、歴史的な見どころがいっぱい」「福田川さんぽ」コース作りのための下見をしてきました

コロナ禍前に、福田川流域の自然環境や「垂水」の名前のゆえんたる地形の妙味、隠れた歴史の遺物を訪ね歩く「福田川さんぽ」を開催して好評を博していました。このたび、名谷地区で特別編として再開すべく、今日、神戸高専都市工学科の宇野先生と共に、名谷に古くからお住まいの方にお話を伺い、古くからの名谷の見どころの下見をしてきました。






昭和50年代に須磨ニュータウンが開発され、昭和52年には市営地下鉄の名谷駅が開設され、今や地下鉄名谷駅周辺が「名谷」の地名本家本元のように思われています。しかも、須磨ニュータウンの多くの地域はニュータウン開発時に垂水区から須磨区に編入されており、須磨の地名の一つと誤解されています。本来の名谷は、第二神明道路の名谷インターチェンジの北側から、福田川源流の落合池に至る広大な地域を指します。

垂水区内の「名谷」地区も、住宅団地の開発に伴い続々と新たな地名が付けられ、地形も何もかも変わっています。しかし、古くからの名谷には、豊かな自然環境や、源平合戦の昔からニュータウン開発前夜までの長い年月を偲ぶ歴史の遺物が、そこここに痕跡を留めています。それらを訪ね歩くことは、垂水の魅力再発見になり、今後の福田川流域の魅力度向上を考える上でのヒントになるのに違いありません。

今日の下見で、コース取りの具体的なイメージがだいぶん湧いてきました。「福田川さんぽ」名谷特別編は、早ければ5月に、遅くとも2024年度中には開催したいと考えています。ご期待下さい。

2024年3月13日水曜日

20240313 4月からの新年度の活動予定をお知らせします。川を楽しみ、生き物や地域を元気にするイベントが盛りだくさんです。ぜひご参加下さい

 4月からの新年度の福田川クリーンクラブの活動予定をお知らせします。

毎月、福田川流域4か所で週替わりで行っているクリーン活動だけでは無く、大人から子どもさんまで、福田川を楽しみ、福田川をフィールドに生き物や地域を元気にする活動が盛りだくさんです。ぜひ皆さんもお気軽に参加ください。










2024年3月10日日曜日

20240310 タバコ、タバコ、そして包装紙。今日の川原橋地区のクリーン活動

今朝の川原橋は、よく晴れていましたが、3月というのに 冬に逆戻りしたかのような厳しい寒さでした。いつもの月よりも少し少ないメンバーで、朝8時から元気に活動を行いました。



左岸のメンバーは川原橋ビオトープを出発して、瑞穂公園前まで川の横の道路を歩いて行きます。その道路の隅には、たばこの吸い殻がそこここに落ちていました。瑞穂公園前で川へ降りる階段に足を踏み入れても状況は同じ。一つ一つ、少し腰をかがめてトングで挟んでゴミ袋に入れていきましたが、腰が痛くなりました。通行人のマナーの向上を強く願いたいです。

変わったゴミとしては、建築工事用のトロ箱が落ちていました。割れ目やヒビも無く、使用には問題が無い状態です。なんで商売道具が投棄されたのか、訳が分かりません。

今日は大潮です。作業時間中に潮が満ちてきてました。河口にはたくさんのポリ袋や食品のトレー、カンカンがただよっているのが見えましたが、拾い集める間に戻れなくなる危険を感じて諦めました。

高水敷に根を下ろしたソメイヨシノは芽吹いています。


ゴミを一掃したビオトープを見ると、すがすがしい気持ちになります。ベンケイガニの団地には、たくさんの穴が開いていました。暖かい日には土の中から顔を出しているのでしょう。ビオトープではメダカが顔を見せるかも知れません。来月には、カニたちで賑やかな高水敷が見られると思います。

次回の活動日は、4月14日(日)朝8時からです。たくさんの皆さんのご参加を心からお待ちしています。