2022年7月24日日曜日

20220724 大人の背丈を超える薮をかき分けクリーン活動(福田小学校前〜コープこうべ福田店前)

 戻り梅雨も終わりを告げ、むしろいつもの年より遅いぐらいの本格的な夏の日がやって来ました。第四日曜日の今朝は、福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。コロナワクチン接種で先月ダウンしていた私も、活動に復帰しました。

5月のGWに刈り込んだ高水敷の雑草は、驚く早さで生長していて、大人の背丈を超え、足元も良く見えないぐらいに繁っていました。参加メンバーの皆さんはその薮をかき分け、ゴミを集めて回りました。しかし、安全が保てる保証が無いため、いつものエリア全部は回れませんでした。

今日のゴミは、大半がビニール、またビニール。時々、お菓子の包装紙やマスクでした。藪の中と言うよりも、シナサワグルミなどの雑木の枝にまとわりついていました。そして、不思議なことにいつもの月でしたら大量に集まるビンカンペットボトルが、今日はほとんど見あたりませんでした。戻り梅雨の大雨で高水敷が大水に浸かり、流されてしまったのではないかと思います。そういえば、先日、10日(日)の下流、川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動では、結構な量のビンカンペットボトルを回収しましたし、今日、その辺りを自転車で通り掛かると目に付きました。



8月の週末やお盆休み期間中、福田小学校前〜コープこうべ福田店前も草刈りを行い、安全に高水敷に立ち入れる環境を取り戻し、8月の活動や9月に予定されている「垂水区海岸等一斉清掃」の備えたいと思います。

次回、福田小学校前〜コープこうべ福田店前のクリーン活動は、8月21日(日)の朝9時から1時間です。ボランティア活動に集中することは、ストレス発散にも最適です。皆さんの参加をお待ちしています。

8月13日(土)に、福田川下流・瑞穂公園前で「生き物調査&川遊び」を行います

 8月13日(土)の11時〜13時に、福田川下流・瑞穂公園前で「生き物調査&川遊び」を行います。親子連れの参加者を募集します。事前申込は不要で、参加費は無料です。子どもさんの夏休みの自由研究のテーマにも最適です。多数の皆さまのご参加をお待ちします。瑞穂公園前の高水敷にお越し下さい。「福田川クリーンクラブ」の緑のノボリが目印になります。

当日は、大潮の干潮の時間帯です。いつもは川底に隠れている小さな岩が足元に見えます。それを、お父さんお母さんや指導のボランティアさんと一緒にひっくり返して、出てきた生き物を捕まえて観察します。

また、ペットボトルいかだで、小学生のお子さんにミニ航海を楽しんで頂きます。定員は18名で、応募者多数の場合、会場で抽選となります。

参加に当たっての注意事項は、次の通りです。

・参加条件:基本的に親子同伴でお願いします(小学生以下は、必須)

・服装:長ズボン、濡れても良い靴、帽子、水筒、着がえ

  靴は、マリンシューズを推奨します。ビーチサンダルは、川の岩で足が滑るため

  不可とします

・会場の高水敷や川の中は、日差しをさえぎるところがありません。必ず、全員、帽子の持参、着用をお願いします。同様に、熱中症にならないために、各自、水筒などの飲み物を持参ください

・会場付近にトイレや着替えるところがありません。近くのコンビニなどをご利用ください


 ご不明な点がありましたら、主催 福田川クリーンクラブ会長村上までお問い合わせください。(info@fukuda-river-cc.org


2022年7月16日土曜日

20220716 滝ヶ谷奥池・口池のうっそうとした薮をやっつけてきました

 三連休初日の今日の午前中、滝ヶ谷奥池と口池で、草刈機を汗だくになりながらぶん回してきました。午後の豪雨に間に合いました。お陰で、出発前に78.1キロあった体重が、帰ってきて測ると3キロ減って、75.1キログラムになりました。お腹の辺りに少し緊張感があり、身が軽やかになったような気がします。





先週の週末、生き物の捕獲で滝ヶ谷奥池・口池に行きました。5月のゴールデンウィークに、人が立ち入るところはきれいに雑草を刈り取りました。それが大人の胸の高さにまで伸びていて、がっかりしました。今日の作業で、「福田川生物多様性確保プロジェクト」の調査や、神戸市さんが進めている「ブルーカーボン・グリーンカーボン実証プロジェクト」活動で、関係者が安全に立ち入れる範囲を確保出来ました。滝ヶ谷奥池で神戸高専さんが風速などを計測する装置を設置しています。薮と蔓草に埋れていましたが、再び姿を現しました。



雑草雑木の成長の早さには、参ります。財産区の皆さんがお持ちの草刈機の歯では、蔓草にはまさに歯が立ちません。福田川クリーンクラブの草刈機に装備している雑草雑木用の高性能な歯が活躍します。今度、お盆休みにも続きを頑張りたいと思います。
皆さんも、スポーツジムで汗を流すのも良いですが、身近なところで草刈りで身体を動かすのはいかがでしょうか。地元で、必要とされているところがきっとたくさんあると思います。



2022年7月10日日曜日

20220710マリンピア神戸さかなの学校の小さな水族館に、福田川水系の魚介類を展示・飼育頂けることになりました

 神戸市垂水区の三井アウトレットパークマリンピア神戸の敷地の先に、マリンピア神戸さかなの学校があります。その中に「さかなの学校 小さな水族館」があり、入館料無料ということもあり、最近では、休日、親子連れやカップルでけっこう賑わっています。ここに、この度、地元福田川水系の魚介類を飼育・展示頂けることになりました。また、福田川水系にいる好ましからざるアメリカザリガニと言った外来生物を、エサとして活用頂けることにもなりました。

そこで、源流落合池と、滝ヶ谷奥池・口池に、20個ほどのもんどりを昨日から仕掛けておいて、今日、さかなの学校の職員さんと一緒に引上げ、回収し、小さな水族館に運び入れました。




これまで「福田川多自然確保プロジェクト」では多種多様な水生生物を捕獲してきましたが、観察、写真撮影するとその場でリリースしてきました。今回、炎天下の元、元気なまま、8キロ先の水族館まで運び込む必要があり、事前に作戦を練り、実行に移しました。


おちょぼ口が可愛らしいモツゴ、特大のドジョウとフナ、海から上がってきたモクズガニ、そして今や日本国内でも貴重なタニシといった福田川水系の魚たちが、さっそく仮設の水槽で伸び伸びと泳いでいます。また、厄介者の130匹ものアメリカザリガニも、望ましい活躍の場を得ることができました。


これから、魚介類に新しい環境に慣れてもらい、解説を作成したりして、7月中には正式に展示・飼育がオープンの運びです。ゴミがたくさん落ちていたり、水質も決して自慢できない福田川ですが、たくましく多様な生物が暮らしています。その様子を多くの来場者に見て頂き、地元の自然環境をさらに良くしていく機運を高めていきたいです。


20220710 蒸し暑さに汗みどろになりながら、ゴミを回収しました(川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動)

 今日は第二日曜日で、福田川の川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動の日です。作業開始の8時頃は曇り気味の天気でしたが、20分ほど経つと、強い日差しが照りつけるようになりました。高水敷は、土とコンクリートと水面に囲まれ木陰がありません。最後の方は、汗みどろになりながら、ゴミを回収しました。

今日目立ったのは、たばこの吸い殻です。そして、ビンカンペットボトル。コンビニの弁当の容器など、投棄ゴミもありました。一番顔をしかめたのは、12個ほどまとまって捨てられていた乾電池。乾電池の電解液は錆びて溶け出すと人体や生物に有害なアルカリ性物質です。神戸市では、アルカリ電池やマンガン電池は「燃えないゴミ」として出すと、処理してもらえます。( ボタン電池、二次電池は、家電量販店の回収箱に持って行って下さい)環境のことを考え、ルールを守って頂きたいです。


高水敷では、無数にと言っても良いぐらいの数のクロベンケイガニが、チョロチョロ壁面や砂地の上を走り回っていました。人をあまり恐がらず、可愛らしいです。福田川の水は昨日から、いつもになく黄土色に濁っていましたが、見慣れたボラの他に、スズキの魚影も見えました。

なお、今日の活動には、星陵高校の石川先生と、高校2年生の探究活動という授業で川の汚染などを調査している生徒さん2名が参加されました。福田川流域から遠くないところにお住まいとのことで、今後のクリーン活動や8月に予定しているクラブのイベントにもスタッフとして参加頂けるとのことで、ありがたいです。


5月のGWにきれいに刈った雑草が子どもの胸の高さにまで伸びてきました。今度、7月末に、クラブの仲間と散髪しようと計画しています。

次回の川原橋〜瑞穂公園前のクリーン活動は、8月14日(日)です。生き物が最も活発に動き回る季節です。自然観察も兼ねてたくさんの皆さんが来られるのをお待ちしています。