2024年4月28日日曜日

20240428 飛び入り参加の地元の親子も加わって元気に福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動を行いました

 スッキリしない昨日とはうって変わって、今日は素晴らしい天気。福田小学校〜コープこうべ福田店前で、朝9時から1時間、クリーン活動を行いました。たばこの吸い殻がやたらと多い下流の川原橋地区と異なり、中流域のこの地区では、とにかくポリ袋、そしてマスクが目立ちました。年末に刈り込んだ雑木にまとわりついて、その上に雑草やホコリが被さってゴミの木になっています。取り外そうとすると、粉塵が舞います。

初夏の陽気で高水敷には、大きなヘビが顔を出していました。

また、活動には、コープこうべ福田店の4月に着任された店長も参加されました。さらに近くの大町にお住まいの親子の方が飛び入り参加。生き物好きで、クリーン活動にも興味がおありで、今後も参加が期待できそうです。




福田小学校から南側の高水敷でも、北側ほどではありませんが雑草が伸びています。あと一か月も放置するとジャングルになり、立ち入りが危なくなります。GW中に刈り取ります。
次回の福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動は、5月26日(日)9時からです。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。


20240427 福田小学校〜コープこうべ福田店前の雑草雑木刈り作業を行いました

 今日は、9時から、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動です。それに備えて、昨日午前、クリーン活動区間の北半分の雑草雑木刈り作業を行いました。水と栄養が豊富な高水敷では、雑草の成長が早いです。大人の胸の高さにまで伸びているところもありました。細かい雨が時折降り、草刈機に刈った雑草がまとわりついて思うように前進できませんでしたが、なんとかやりきりました。

今日のクリーン活動には、新しいメンバーも参加の予定です。北半分ではありますが、足元が見えて安全に活動ができます。




2024年4月14日日曜日

20240414 花粉に悩まされながら川原橋地区のクリーン活動を行いました

 今日は第二日曜日です。少し汗ばむような陽気のもと、福田川河口付近の川原橋から瑞穂公園に掛けての区間のクリーン活動を行いました。垂水区役所の森口副区長が応援の挨拶に来られましたし、灘区から同志社大学卒業生でこの春大阪府職員になった青年も、社会貢献活動を勉強したい、とのことで参加されました。ありがとうございます。

今日はヒノキ科の花粉がたくさん飛散しているのでしょうか、うちの娘たちは途中でティッシュを取りにいったん自宅に帰りました。私も、昨年、ソバの花が咲き誇っている横浜の鶴見川に入ってクリーン活動をしたときに、クシャミ鼻水、そして咳が止まらなくなり、喘息のスイッチを入れてしまいました。辛さはよくわかります。


今日も、川の横の道路も川の中の高水敷で、たばこの吸い殻がめったやたらと多かったです。また、河口付近の葦には、いつも通りビンカンペットボトルやお菓子の包装紙などがたくさん引っかかっていました。網戸のネットや、バイク用と思われるバッテリーの投棄もありました。川はゴミ捨て場ではありません。かんべんして欲しいです。


高水敷の土がたい積したところには、たくさんの穴が開いていました。朝早いからか、今日は姿が見られませんでしたが、やがて無数のクロベンケイガニが顔を出すと思います。ビオトープ前の川の中には、デタトリスを求めて多数のボラも集まっていて、道行く子どもさん連れの家族の皆さんが興味深げに眺めていました。


次回の川原橋地区のクリーン活動は、5月12日(日)8時からです。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。



2024年4月13日土曜日

20240412 神戸市のオープンミーティングに登壇し、クラブの今年度の活動紹介や他団体との意見交換を行いました

 神戸市役所1号館1階ロビーで、神戸市の久元市長のコーディネートで「オープンミーティング 人と自然をつなぐ市民活動」が開催され、私も福田川クリーンクラブの会長として登壇しました。会場には40席ほど椅子が用意されていましたが、ほぼ満席になりました。さらに、会場の後ろでは、同じぐらいの人数の神戸市の職員も参加されていました。

パネラーとして最初に私の方から、福田川クリーンクラブの今年度の活動計画と、課題認識をお話させていただきました。









次いで、NPO法人子ども育ちわたし育ちMadrina代表理事の石丸さんと、NPO法人Peace&Nature代表理事のバハラム・イナルンさんが登壇されました。

石丸さんは保育士として、保育現場のあるべき姿と業務に忙殺される現実のギャップに問題を感じ、遠く北欧にまで出かけて先進の保育事業を学ばれたそうです。今はそれを五感で感じる環境教育として神戸の里山で実践されています。さらに、ご自身も鹿児島県の屋久島で自然環境を活かした理想の保育を探求し、神戸に持ち帰ろうとされているそうです

バハラムさんはイラン人で、イラン・イラク戦争時に来日されました。ご自身のお子さんの健康回復を考えたのをきっかけとして、今は、北区大沢町(おおぞうちょう)を拠点に、休耕地を再生した有機農法の推進や竹藪を伐採した里山づくりを、企業ボランティアも呼び込んで実践されているそうです。

活動報告の後、①後継者・担い手の確保 ②安定的な活動資金の確保 ③地域との更なる連携 ④提案力・専門力の強化 の観点から、各団体が苦労されている点やその対策を紹介し、行政への期待を話し合いました。

福田川クリーンクラブも、祖業のクリーン活動に飽き足らず、自然環境保全や川をフィールドに地域の方が交わる活動を繰り広げています。さらに活動に深みや拡がりを持たせる良いヒントが得られました。

久元市長からは、神戸の貴重な財産である里山の再生・整備を進める、そのためにまずは、非常な勢いで耕作放棄地や放置林を占拠しつつある竹林の伐採を、市役所内に市民と協働で推進する部局も設置して進めていく、との力強い話がありました。また、今年新たに副市長に着任された黒田さんからは、持続的な里山再生のためには何よりも人作りが大切で、神戸市としてその面でもサポートを図っていきたい、との話がありました。


先進事例を伺うのは、他の団体にとってもとても参考になります。また、市の施策を考える職員の皆さんにも、良いヒントが得られたり刺激を受けたりすることと思います。今後も、このようなイベントが継続され、その内容が広く公開されることを願います。




2024年4月7日日曜日

20240407 桜が満開のあじさい公園およびその周辺で、アルゼンチンアリの一斉防除活動で汗を流しました

 あじさいの名所の名谷あじさい公園には、ソメイヨシノもたくさん植わっています。今日の午前中、満開の桜のもと、アルゼンチンアリの一斉防除活動で汗を流しました。

福田川クリーンクラブの各所でクリーン活動を行っているメンバーや、神戸市環境局の職員、そして駆除の指導に当たる人と自然の博物館の三橋先生合わせて13名が10時半に公園の一角に集合。先生から今の時期のアルゼンチンアリが居そうな場所や毒餌の与え方の説明を受けました。その後、エサを調合しメンバーのバケツに小分けし、広い公園とその周辺を3方向に分かれて駆除に出発しました。毒餌は平たいスプーンを使って道路や擁壁の目地や石垣のすき間に入れて行きます。先生によると、機械的に等間隔に毒餌を置いても効果は薄く、アリの巣やアリの通路や隠れ家となっているところに置くのが良いとのことです。


昨年、一昨年と重点的に薬剤を散布したところには、アリの姿がほとんど全く見えませんでした。さては、大人数が集まりましたが今日は空振りか、と思いました。しかし、川の東側プロムナードのこれまで駆除が手つかずのところや、進入禁止の可動式のポールの根本、福田川の東西を行き来する橋のたもとなどで、雑草を引いたり土を払うと、いるわいるわ。気持悪いほどの数に驚きました。



今日、初めてアルゼンチンアリの実物を見たメンバーも少なくありません。私も、今日、環境局の専門家から巣から逃げ出して走り回る女王アリの見方を教えてもらいました。なるほど、深く穴を掘って暮らすのでは無く、平面を橫に橫に拡がる特性が、良く分かりました。


駆除活動はこれからも続きます。次回は、女王アリが代替りする前の5月末か6月初旬です。

公園の散水栓の蓋の裏側には、セアカゴケグモもいました。こちらも対策が必要です。