今日の日中は少し寒さが緩みましたが、朝晩、厳しい寒さが続いています。一般的なアリは寒い季節、土の中にいてじっとしているそうです。しかし、アルゼンチンアリは日なたを見つけて活動しています。今の時期から、史上最強の侵略生物アルゼンチンアリとの戦いは始まっているのです。寒い中、防除作業を行ってくれている神戸市環境局自然環境課の職員の皆さんには、感謝です。
一昨日、訳あって、福田川と兵庫県神戸土木事務所の間を何度も往復しました。それで午後、上流のつつじが丘付近に行ったところ、ライトグリーンの軽自動車が川べりに止まっているのが見えました。近寄ってみると若手職員が何やらかがみ込んで作業を行っています。みんな見慣れた顔で、何と、神戸市環境局自然環境課の職員でした。こんな寒い時期に何をしているのか尋ねると、アルゼンチンアリの防除作業とのこと。「ほら、ここにいます」と指さされて、川べりの侵入防止のコンクリート壁の目地を見ると、いました。夏の頃のような猛烈な速さの行軍ではありませんが、確かに大きさや行列ぶりはアルゼンチンアリに他なりません。
それならばと、そこからクルマで1、2分のところで、昨年気分が悪くなるほどの隊列を組んで大量発生していた場所に職員を案内しました。そこでもコンクリートの目地を見ると、いました。近くには、畑が潰されて昨年、ディスカウントストアができています。食品売り場などに侵入しないか、心配になります。福田川流域では、その他にも源流の小川や土池付近の水辺で、既に大量に発生しているそうです。
クラブのメンバーにも状況を連携いただき、発生場所の通報や防除作業に協力したいと思います。
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