2025年1月8日水曜日

20250107 西区玉津町出合のせせらぎの水路を見学してきました

 昨日朝、西区玉津の神戸市西区役所玉津庁舎内のつどい場「たまろっと」でNPOとして勤務する家内を送っていきました。その後、近くにある、出合のせせらぎの水路を、「出合水路を育む会」の前会長の池上さんのご案内で見学してきました。

出合のせせらぎの水路は、第二神明道路の玉津インターチェンジを降りて国道175線を明石方向に3分ほど進み、明石川を渡った先の西側にあります。入り口は県道の明石国包線から路地に入った先にあり、部外者には少々わかりにくいところです。池上さんの軽四トラックの後について細い道を走り川の土手を上がって行くと、そこには広大で素晴らしい野芝の原っぱと水路が拡がっていました。


水路は、昔、畑作地にかこまれ、絶えることなく水が流れていたそうですが、周辺が市街化調整区域から住居専用地域や工業地域に変わり、耕作者が水利権を放棄した結果、土砂で埋まりがちな状態になってしまったそうです。

また、広大な野芝の原っぱも、ロータリークラブのメンバーが管理していましたが、高齢化で手が回らなくなり、草ぼうぼうの状態であったそうです。この地域の貴重な親水空間を復活させ、憩いの場を再現し、新旧住民や事業者の交流の場として活用すべく、水路へ水を明石川から引き込むための堰づくりの計画や、水路や原っぱの手入れなどの大作戦が始まっています。


活動は地域の方々が力を合わせて、行政の支援も受けながら行おうとしておられます。すぐ近くには西区役所玉津庁舎があり、新たな地域住民の交流場所として活用されているたまろっともあります。南側には瀟洒な住宅街も拡がっています。せせらぎの水路や原っぱは、見学させて頂いて、福田川水系からするとうらやましく素晴らしい潜在力を秘めた空間であることがよく分かりました。

出合水路を育む会さんには、2月9日(日)の午後、神戸市立水産会館大会議室で開催する「水辺・たるみ交流会」で活動報告を頂くことになっています。せせらぎの魅力や再生に向けた課題、目標が詳しくお聞きできるのが今から楽しみです。

2025年1月5日日曜日

20250105 滝ヶ谷口池の雑草雑木刈り取りの続きを行いました

 今日も朝からお昼過ぎまで、滝が谷口池の雑草雑木刈り取り作業の続きを行いました。口池に到着すると、霜が降りていました。口池は高丸の私の家から直線距離で5.2㎞ですが、気候が違います。昨日作業した場所は、晩に風も吹いたからか雑草雑木がきれいに池に落ちて、さっぱりした風景に変わっていました。

今日はえん堤の西側から作業用道路沿いに北側へ進みましたが、葛と絡み合って硬化したセンダンの薮では、雑木林用の草刈機のチップソーでもなかなか歯が立たず、思ったように前進できませんでした。別途、ノコギリを持ってきて作業を行う必要があります。大人の背丈よりも高く伸びたセイタカアワダチソウを切断すると、種の綿毛が大量に飛んできて胸が苦しくなりました。慌ててマスクを着用しましたが、今度は防護用に付けているサングラスが息で白くなってしまいます。作業用に眼鏡が曇りにくいマスクが欲しくなりました。



えん堤橫のフェンスにまとわりつき、樹木に絡みついた葛や野バラはほぼ一掃し、木立や作業用道路が明るくなりました。また、ブルーカーボンの実証実験やアメリカザリガニの駆除で車輌が乗り入れて転回する場所の雑草もきれいに刈り、車輌がぬかるみにはまる心配がなくなりました。

作業をしていると冬の森の野鳥、恐らくショウビタキが、私が刈り終わったすぐ近くの地面にやって来て、様子をうかがい、時折地面を突いていました。何かエサになる虫でも見つけやすくなったのでしょうか。可愛らしくて、人懐っこい鳥です。

滝ヶ谷奥池と口池は、神戸総合運動公園の敷地にありながら、市民の立入りが禁止されています。これからも春先に追々雑草雑木を目に付くところから一掃し、いつの日か、市民が自然観察や自由に散策できる場所にしたいと願っています。

2025年1月4日土曜日

20250104 滝が谷口池と下流域で、今年のクラブのクリーン活動がスタートしました

 キリッとした寒さですが素晴らしい天気のもと、福田川源流の滝が谷口池と、下流の瑞穂公園から大町公園に掛けての高水敷で、クラブの今年のクリーン活動がスタートしました。


滝が谷口池では、えん堤に入り、繁っていたセイタカアワダチソウやススキ、葛、樹木のひこばえの薮を草刈機と剪定鋏で刈り取りました。昨年の冬の作業では、運動会の綱引のロープの太さにもなった葛の刈り取りと、作業用道路側への引上げに手を焼きました。しかし、今日は葛の大物はほとんど全く無くて、刈り取った雑草雑木は全て池の方に落としました。昨年の作業の効果が現れていることを実感しました。作業用道路から無粋なフェンス越しではありますが、池の中が見渡せるようになり気持ちが良いです。


昨晩、体重計に乗って、この1年間、見たことがない数字が表示されて思わずのけぞり、家族をビックリさせました。今日の午前中の作業の結果、そこから3.5キログラム減らすことに成功しました。明日も口池のえん堤に入り、奥池に通じる作業用道路沿いに刈り取りを行い、分厚い腹巻きをさらに薄くすることを目指します。

瑞穂公園から大町公園に掛けての高水敷では、年末に、川を管理する兵庫県神戸土木事務所によって茂りに茂っていたシナサワグルミをはじめとする樹木の刈り取りが行われました。その結果、露わになった高水敷にポリ袋、ビニール袋やビンカンペットボトルが散乱しているのが目に付くようになりました。それを見かねて、近所に住むクラブのメンバーの親子が回収して回りました。その量、ビンカンペットボトルが2袋、その他のゴミが5袋にもなったとのこと。また、防犯登録が付いた割と新しめの自転車や、ナンバープレートが付いたバイクの投棄も明らかになりました。垂水警察署に連絡し、改めてメンバーが立ち会い、引上げに向けた手続きが行われました。