2024年8月30日金曜日

20240830 晴れ時々曇りの予報で、午前中、福田小学校前の雑草雑木刈り取り作業を行いました

 昨晩時点の今日の午前中の垂水区のピンポイント天気予報は晴れ時々曇りでした。朝6時に目覚めてカーテンを少し開けて外を見ると、日差しがありました。台風10号の動きがかなり遅くて、今朝時点で大分県。そこで、急いで朝食を摂ると、福田小学校前の雑草雑木刈りに出かけました。この後降るであろう台風の大雨で、刈り取った雑草雑木を綺麗さっぱり下流に押し流す作戦です。


福田小学校前の川への降り口のスロープ付近や南側に向かっての高水敷は、ススキやガマをはじめとする雑草が大人の胸の高さにまで伸びていました。これでは足元が見えません。高水敷は窪みや岩の隙間もあり危険です。また、先日のクリーン活動のメンバーから指摘があったように、確かに野バラがあちらこちらに伸びてて、ゴミ拾いの作業に支障があることが分かりました。


8時過ぎに作業を開始し、11時頃、日が昇って高水敷に直射日光が降り注ぐようになり、今日の作業を終了しました。湿度が上がっているからか、とても喉が渇き、キンキンに冷えた3リットルのお茶とジュースが胃袋に消えていきました。あと1回、草刈機をぶん回しますと、クリーン活動エリアの南半分で安全に作業できるようになることでしょう。

飲み干したジュースの空き缶をコンクリートの地面に置いていると、アルゼンチンアリの行列ができていました。ここも駆除が必要です。




2024年8月25日日曜日

20240825 深い藪をかいくぐって、結構な量のゴミを回収しました

 今日は第4週の日曜日で、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。歴史的な猛暑の中、9時からクリーン活動を行いました。先月も、燃えるゴミとその他併せて7袋と自転車の残がいが集まりましたが、今日も同じぐらいの量のゴミが集まりました。季節柄、500ミリリットルのペットボトルが目立ちました。祭か工事現場の照明に使ったのでしょうか、長い電源ケーブルと電球ソケットの投棄もありました。荒ゴミはきちんと所定の場所に所定の日に捨ててほしいものです。

福田小学校前のスロープ周辺は、南側は6月、北側は5月以来雑草雑木刈りを行っていません。足元が見えない深い薮をかいくぐっての活動となりました。南側では、野バラも伸びていて、いつもの月であればヒョイヒョイと薮を乗り越えていくメンバーも、今日は立入りを諦めました、とのこと。猛暑の一段落を待って、刈り取りを行いたいと思います。





できれば今日、刈り取りを行えれば、台風の増水で刈り取った雑草雑木はきれいに下流や海に流れ去るのですが、この暑さでは作業は行えませんでした。台風一過で少し過ごしやすくなれば、頑張ります。


2024年8月18日日曜日

20240818 「福田川 川底のゴミ拾い・生き物調べ&川遊び」ふだんは入れない福田川の中で遊び倒しました

 福田川下流の瑞穂公園前は汽水域で、月の満ち欠けで大きく水位が変わります。昨日、17日(土)の12時が大潮の干潮時刻で、川の水位が子どものひざの高さにまで下がります。そのタイミングを捉えて、子どもさんと親御さん、そしてボランティアスタッフがふだんは入れない福田川の川の中に入り、遊び倒しました。

イベントは11時30分にスタート。諸注意の確認ののち、まずは川の中で安全に遊べる様に、全員で火ばさみを手に川底のゴミ拾いをしました。砂地に空き缶が埋れていたり、岩場に衣類や布きれが引っかかっていて、10分ほどの作業で45リットル入りのポリ袋2つ分のゴミが集まりました。


そのあと、参加者は、生き物調べ組といかだ遊び組に別れて、再び川の中に入りました。いかだは2艘用意しました。うち一艘は、2リットルのペットボトルを煩悩の数108個組み合わせたものです。一昨年に制作したものですが、ブルーシートを掛けて日陰で保管していたため、何ら問題無く使用できました。もう一艘は、医療用のキュビテーナーを利用して新たに制作したものです。空気の容積はペットボトル製と変わらないのですが、補強に使ったポリウレタンも浮力を発揮して、少々腰高なボートになりました。


いきのも調べの方は、干潮で露出した岩場付近で活動。3人ほどがチームになって岩をひっくり返す係と、出てきた魚介類をたも網で捕まえる係に別れて、採集を試みました。イベントを始める前は、群れを成して泳いでいた魚たちはどこかに逃げ去ったり隠れてしまい捕まえられませんでした。1時間ほどのガサガサの後、みんな川から上がり、観察用水槽に生き物を入れて、種類を確認し、写真撮影を行いました。今回は、ミミズハゼ、ヨシノボリや種類が不明の黒い稚魚などの魚類、スジエビ、モクズガニ、ベンケイガニなどの甲殻類が見つかりました。一方、例年高水敷の岩の間に多数隠れていて、子ども達がジャンケンをすると痛い目に合うテナガエビは全く掛かりませんでした。




長く日照りが続き、湧き水の流入も減っているためか、アブクこそ立っていませんでしたが、川の水はこの時期としては濁っていました。

今回のイベントは、福田川流域で会場に近い3つの小学校に出向き、案内しました。校区の高丸小学校では全校児童生徒に案内も流して頂きました。また、神戸市のイベントのWebサイトやFacebookの福田川クリーンクラブのページなど、考えられる案内を行いましたが、参加者は想定の100名よりもかなり下回り35名でした。来年は、地元のふれあいのまちづくり協議会を通じて、各戸に案内するなど、さらに工夫が必要です。

一方、ボランティアスタッフとしては、多くの皆さんに集まって頂きました。クラブのメンバーやボーイスカウトさんのほか9名もの学生さんの参加がありました。西区の学園都市にキャンパスを構えて、一部の学生は福田川流域にも下宿している神戸市立工業高等専門学校と神戸市立外国語大学のボランティアクラブのメンバーです。安全でスムーズなイベント進行へのご協力には、感謝に堪えません。この面では、今回のイベントは大成功です。

このイベントは、潮の満ち引きと曜日で開催日が決まります。アプリによると来年の夏休みで週末、日中大潮の干潮になるのは、7月26日(土)と27日(日)の午後、8月9日(土)、10日(日)の午後です。イベント参加によって、より多くの子どもさんや市民に福田川へ目を向けてもらうことができます。来年も、しっかり企画、準備を進めたいと思います。

2024年8月11日日曜日

20240811 夏休みの川遊びは福田川で! 週末、17日(土)瑞穂公園前で「福田川 川底のゴミ拾い・生き物調べ&川遊び」を開催します

 皆さん、夏休み、お盆休みをどのように過ごされますか。子どもさんの自由研究や遊びに行く先を探しておられる皆さんには、耳寄りの話しです。今週末、17日(土)11時30分から、福田川中流の瑞穂公園前の川の中で「福田川 川底のゴミ拾い・生き物調べ&川遊び」を開催します。事前予約は不要で、参加費無料です。たくさんの皆さんのお越しを、ボランティアスタッフ一同、お待ちしています。


当日は、11時から受け付け開始。会場は「福田川クリーンクラブ」の緑のノボリが目印です。当日は、大潮の干潮の時間帯に当たります。水位は子どもさんの腰の下の高さで、小さいお子さんも安心して遊べます。参加される皆さんは、次の準備をお願いします。

【参加にあたっての注意事項】

・事前参加申し込み不要(会場で受付を行います)

・小学生以下は、親子同伴でお願いします

・服装:長ズボン、ぬれても良い靴、帽子、水筒、着がえ

  ※ 川の中には小岩や石があります。濡れても良い靴、マリンシューズを

    必ず着用ください。ビーチサンダルは、足の保護になりませんので、

    お断りします

  ※ 川の中や高水敷には日陰がありません。帽子、水分補給のための

    飲み物は、必ず持参ください

最初に全員で、ふだん拾えない川底のゴミ拾いを行って、安全に楽しく遊べる環境を整えます。その後、ペットボトルいかだ遊びと、生き物調べの二手に分かれて川に入ります。

ペットボトルいかだは、2リットルのペットボトルや今回、医療用にも使われるポリエチレンの丈夫なバッグで作ったいかだに小学生以下の子どもさんが乗って、ミニ航海を楽しみます。

生き物調べでは、4人ほどのチームを組んで、ボランティアさんの指導に従って川底の小岩をひっくり返して、たも網で出てきた魚やエビを捕まえ、種類と数の確認を行います。足元には、大型のスズキや珍しい魚が泳いでいるかも知れません。

20240811 川原橋地区のクリーン活動:干潮の河口でたくさんのゴミが集まりました

 今日は第二日曜日で、川原橋地区のクリーン活動の日です。朝8時から1時間、左右の両岸に分れて道路も含めて活動を行いました。猛暑ですが湿度が低く、思ったほど汗をかかずに済みました。

道路で目立ったのは、やはりポイ捨ての吸いがらです。高水敷では、ポリ袋や食品のトレー、そしてマスクが目立ちました。マスクの主な材料は不織布で、紙でできていてじきに土に還りそうに見えます。ところが、実際にはポリプロピレンやポリエステルと言った合成繊維でできていて、分解するのには何と450年も掛かるそうです。安易なポイ捨ては止めてもらいたいです。タバコのフィルターは酢酸セルロースというプラスチックの一種で作られており、分解には10年以上かかるそうです。もちろん、ニコチンなどの有害物質は、ベンケイガニなどの水辺の生きものにとっても良くない影響を及ぶすと考えられます。



瑞穂公園からさらに20メートルほど上流側の高水敷では、コーヒーの空缶にアルゼンチンアリが巣を作っていました。薬剤などを持ち合わせておらず、処分に困ります。

この2か月の間、河口がクリーン活動の時に満潮で立ち入れませんでした。今日は、小潮の干潮のタイミングで、串の歯のように立ちならぶ葦の根本にたくさんのビンカン、ペットボトル、そして発泡スチロールが引っかかっていて、左岸だけでもすぐに45リットル入りの袋が2つ、満杯になりました。




川原橋付近の川の中では、先週来、小さな鮎の群を見たとの声がありました。また、小アジの群を見たとの報告もあります。去年までの福田川では全く見られなかった光景で、気候変動や天変地異の予兆を示す現象かも知れません。

2024年8月9日金曜日

20240809 滝ヶ谷奥池・口池の薮の成敗がだいぶん進みました

 今朝も8時前から日差しがきつくなる10時過ぎまでの間、滝が谷奥池と口池の雑草雑木刈りを行いました。口池から奥池の作業用道路は、敷地を管理する神戸市公園緑化協会によって見違えるように雑草が刈り取られていました。今日、その先の奥池のえん堤までの道路と、口池への通路も刈り取りを行い、安全に気持ちよく立ち入れるようになりました。




2021年の8月に口池で、福田川生物多様性確保プロジェクト調査前日仕掛けの際に、薮で水路が見えずにはまって骨折しました。今日足を踏み入れると、その時と同じようなまさに薮。池のえん堤への階段もセイタカアワダチソウとヨモギが茂って、立ち入るのが危険な状態でした。



奥池のえん堤や用水路付近も足元が見えず、人間は足を踏み外し、作業用の車輌は思いっきりボディを擦るような状態でした。作業後のスッキリとした風景を見ると、達成感があります。

新幹線の高架下の日陰で用水路からも水が漏れ出しているところで、初めてサワガニに出会いました。ツヤツヤと飴色をしていて、一生を淡水域で過ごすカニで、名の通り沢に暮らす生き物として水がきれいなところに暮らす指標生物になっているそうです。地道な環境整備活動が奏功した結果のようで嬉しいです。ウシガエルなどの天敵を交して、増えてほしいものです。



2024年8月5日月曜日

20240805 神戸総合運動公園内の滝ヶ谷奥池からの用水路の水漏れ箇所を点検して回りました

 福田川源流の一つである滝ヶ谷奥池と口池は、神戸総合運動公園の敷地内にあります。池の縁に沿って池の補修作業用道路が走っています。近年、真夏の時期でもひどくぬかるむようになってきており、その場所が昨年辺りから急に増えています。道路の上の崖の用水路から漏れ出した貴重な池の水が染み出て道路を濡らしており、補修が必要です。今日の午前、財産区のメンバーと水路に沿って歩き、水漏れ箇所を確認して回りました。






奥池からは、下流の奥畑地区に向かって崖の中腹に約5百メートルのU字溝の用水路が設けられています。今でも、その用水路の水を使って4軒の家が自家用野菜を栽培しています。用水路は戦後構築されたそうで、農家の方々が折に触れて草刈り、泥上げ、そしてU字溝の継ぎ目のモルタル補修を行ってきました。ところが、耕作者の高齢化や、水路の地盤の変形などで溝の下地の土が失われるなど、補修の手が追いつかなくなってきています。

今回、財産区のメンバーから頼まれて、福田川クリーンクラブでは、補修が必要な箇所の写真入りの資料を作ります。それをもとに、敷地を管理する神戸市の外郭団体と対応を協議いただくことになります。耕作者が減ってきているとは言え、用水路は耕作継続に必要不可欠な設備です。また、水漏れによって作業用道路も傷み、池の管理や神戸市のブルーカーボンプロジェクトなどの車輌のスムーズな通行にも支障が出かねません。水路には、神戸市内でも貴重なタニシやメダカが連綿と生息しています。残すべき自然環境とも言えます。良い方向で補修がなされることを希望します。

先日、3日の日に雑草雑木を刈り取ったえん堤の部分は、枯れ葉で見事に茶色に変色していました。作業を行った範囲と効果が一目りょう然です。




2024年8月3日土曜日

20240803 今朝も日が差す前に、滝ヶ谷奥池の雑草雑木刈りを行いました

 昨日に続き、朝7時過ぎから雑草雑木刈りを、福田川源流の滝ヶ谷奥池で名谷町奥畑協議会(財産区)のご老人と二人で行いました。今日は、えん堤で前回刈り取っていなかったところと、足元が全く見えず危ない状態の用水路付近を中心に作業しました。もう少しえん堤の周辺や作業用道路まで範囲を拡げたかったです。しかし、日が昇りきって焼け付くような日差しを浴びる前に、今日は退散しました。


池のえん堤を訪れてみると、前回、6月15日にきれいに刈り取ったことが信じられないほど、うっそうと雑草が茂っていました。葛、笹、ススキの成長の早さとしつこさには驚かされ、ガッカリします。池のえん堤内側では、防草ゴムシートを突き破って雑草雑木が伸びており、放っておくとえん堤の躯体が痛んでしまいます。ここでの作業は命綱が必要で、刈り取りと刈り取った雑草雑木の引上げのため、二人がかりとなります。

池の水は、日照り続きで水の流入がほとんど無いため、濃い黄土色に濁っており、水質が良くない状態です。明日は、湿気が神戸付近にも流れ込み、夕立があるかも知れない、との天気予報です。そろそろ、ざっと降ってほしいものです。

有給休暇を頂いている5日(月)には、再び奥池に行き、同じ財産区の方と用水路の水漏れ箇所の調査、確認を行います。その後、夏休みの期間にも、今日の続きの作業を行い、ブルーカーボンプロジェクトの作業メンバーやザリガニ駆除の業者さんなどが安全に池の周辺に立ち入れるようにしたいと思っています。