2024年8月11日日曜日

20240811 川原橋地区のクリーン活動:干潮の河口でたくさんのゴミが集まりました

 今日は第二日曜日で、川原橋地区のクリーン活動の日です。朝8時から1時間、左右の両岸に分れて道路も含めて活動を行いました。猛暑ですが湿度が低く、思ったほど汗をかかずに済みました。

道路で目立ったのは、やはりポイ捨ての吸いがらです。高水敷では、ポリ袋や食品のトレー、そしてマスクが目立ちました。マスクの主な材料は不織布で、紙でできていてじきに土に還りそうに見えます。ところが、実際にはポリプロピレンやポリエステルと言った合成繊維でできていて、分解するのには何と450年も掛かるそうです。安易なポイ捨ては止めてもらいたいです。タバコのフィルターは酢酸セルロースというプラスチックの一種で作られており、分解には10年以上かかるそうです。もちろん、ニコチンなどの有害物質は、ベンケイガニなどの水辺の生きものにとっても良くない影響を及ぶすと考えられます。



瑞穂公園からさらに20メートルほど上流側の高水敷では、コーヒーの空缶にアルゼンチンアリが巣を作っていました。薬剤などを持ち合わせておらず、処分に困ります。

この2か月の間、河口がクリーン活動の時に満潮で立ち入れませんでした。今日は、小潮の干潮のタイミングで、串の歯のように立ちならぶ葦の根本にたくさんのビンカン、ペットボトル、そして発泡スチロールが引っかかっていて、左岸だけでもすぐに45リットル入りの袋が2つ、満杯になりました。




川原橋付近の川の中では、先週来、小さな鮎の群を見たとの声がありました。また、小アジの群を見たとの報告もあります。去年までの福田川では全く見られなかった光景で、気候変動や天変地異の予兆を示す現象かも知れません。

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