8月26日(土)・27日(日)の両日に渡って実施した「福田川生物多様性確保プロジェクト」の調査結果がまとまりましたので、公開します。夏の福田川水系は他の季節と比べても賑やかです。厳しい環境ながらたくましく生きている魚介類や水質の状況をご覧下さい。(資料はクリックで拡大表示)
今回、もんどりのエサを従来の生魚から手軽なドッグフードに変更しました。その影響かも知れませんが、落合池ではアメリカザリガニやウシガエルのオタマジャクシの捕獲数が大幅に増加しました。一方、全般的にモクズガニやテナガエビの捕獲数は減りました。生き物の捕獲数は全般的に昨年同期よりも少なかったです。
水質は、昨年度、一昨年度の夏と比較すると水質のレベルが同じで、夏は毎年水質が悪く、落合池を中心に水質の改善が見られません。上流部は茶色〜黒色の濁り、下流域は黄色の濁りがあり、水質があまり良くないことを視覚的にも感じます。
今後も福田川水系の生態系の変化を見守り、生物の生息環境、水質改善に向けた調査を継続していきます。次回の調査は、11月18日(土)・19日(日)(天候不良時の予備日:11月25日(土)・26日(日))です。福田川の様子を目の当たりにできる貴重な機会です。調査への参加を希望される方は、クラブ事務局にご連絡ください。(info@fukuda-river-cc.org)
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