11月7日(土)、8日(日)の両日にわたり、福田川の源流落合池から、河口付近の瑞穂公園前まで8箇所を順番に巡り、川の中の生き物、水質、植生の総合調査を行いました。その報告を公開します。
今回も新たな発見がありました。源流のため池では、今回初めて大量のメダカを捕獲しました。また、その池の下の水路では水涸れで死滅したと思われていたタニシが復活を遂げているのを確認しました。源流のため池では、福田川の河口から7キロ以上、何段もの高い堰を乗り越えてモクズガニが生息し、巨大な姿に成長していることを確認しました。
残念ながら神戸市内の河川でも水質が最も悪い部類に入る川ですが、たくましく生きものたちが営みを繰り広げています。彼らを見守り、水質を始めとする環境を改善して、人間も観察や憩の場所として楽しめる福田川にいつの日かしたい、と調査メンバー一同念じています。そのために考えられる提言も、本資料の最後にまとめています。ぜひ、ご一読ください。
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