2023年2月19日日曜日

20230219 1月28日・29日の「福田川生物多様性確保プロジェクト調査」報告を公開します。真冬の水の中でも、活発に生き物が活動しています

 1月28日(土)、29日(日)の両日に渡って、10年に一度の真冬の寒波の中、「福田川生物多様性確保プロジェクト調査」を行いました。その調査結果を公開します。(パソコンの場合、写真をクリックしますと、資料が順に拡大表示されます)

今回も福田川の源流落合池から、河口瑞穂公園前までの8箇所を順に回りました。上流では雪うっすらと雪が積もり、落合池の一部では氷が張っていました。その中でも、無数のタニシや抱卵中のカダヤシが見つかるなど、水生生物が元気に生息している姿を捉えることができました。調査を行った私達は、寒さにこたえましたが、生きものたちからは元気をもらい、興奮しました。












落合池では、名谷団地の造成後一切、しゅんせつが行われておらず、年々、周囲から流入する土砂と枯れた葦などがたい積し、陸地化が進行しています。かつては、ゴミの回収で船が出ていました。しかし、水路が細く浅くなり、陸地化した地面もじゅくじゅくで、地面が凍結したこの季節の他は、立入りが難しくなっています。水生生物にとっても、野鳥にとっても土砂のたい積は好ましいことではありません。環境改善のために、部分的にでも撤去が求められます。

福田川クリーンクラブでは、多様な姿を見せる福田川やその中でたくましく生きる生きものたちの生態を調査するこの活動への参加者を募集中です。今年度の調査はこれで終わりですが、2023年度も5月末の調査を皮切に、春夏秋冬の4回、流域を巡ります。

自然観察に興味があったり、福田川の環境をもっと良くしていきたい、と思われる方は、事務局までどうぞ、ご連絡ください。(info@fukuda-river-cc.org)


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