福田川の河口近くの川原橋に、全国的にも珍しい汽水域のビオトープがあります。4月には、高丸の住宅街からの清水をビオトープに引き込む導水路を、兵庫県神戸土木事務所に建設いただきました。ビオトープにはメダカをはじめ、小魚や水生昆虫、カニが多数生息するようになっています。ところが、ビオトープは高水敷のヘリにあり、高水敷の岸壁につかまるところや上がるところが無く、人が川に落ちたときに不安がありました。
この度、福田川河口の垂水漁港に本部がある神戸市漁業協同組合様にご支援頂き、本日、ビオトープの上の欄干の目立つところに、救急救命用浮環を2台設置しました。国交省の型式承認済で、遠洋漁業の漁船に備え付ける丈夫なものです。取り付けに当たっては、元ヨット部の部員のクラブのメンバーに取り外しやすく、外れにくい結び方を指導頂きました。
新型コロナウイルスが一段落して、外出ができるようになると、ビオトープも親子連れでにぎわうことでしょう。安全が確保できて、一安心です。写真にはメダカが写っていますが、分かりますでしょうか。
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