今日の午前中、福田川を管理する兵庫県神戸県民センター神戸土木事務所の職員に、福田川下流の瑞穂橋から川原橋の区間を視察頂きました。目的は、クリーン活動や雑草雑木の刈り取りで上り下りしている危険なタラップの改良です。
瑞穂橋付近の右岸のタラップはほぼ垂直に切り立った壁に設置されています。右岸は、川原橋ビオトープから北側に途切れるところまで800㍍ほどの区間で一切上り下りするところがありません。重たいごみや機材を運搬するのには、このタラップを使うしかありません。しかし、3㍍ほどの高さがあり、下を振り返らずに上るのはさておき、下りていくのにはかなり気合いがいります。さらに、タラップの上には牢獄のようなアルミのフェンスが立ちはだかっており、乗り越えるのが大変です。ここでは、年度内にフェンスに開閉式の扉を付け、タラップ自体は幅を拡げたり、縦方向に握り棒を新たに設置する方向です。
さらに来年度以降は、瑞穂公園向いのように、コンクリートの護岸に、より安全な階段を取り付けることを検討頂くことになりました。また、アルミのフェンスについても、法令で定められた最低限の高さ110センチ近くにまで下げて、道行く人が川の中を良く見えるようにしていただきたいと、要望しました。現在、瑞穂橋から瑞穂公園の南側に掛けて設置されているアルミフェンスは、大人の背丈と同じぐらいの高さがあり、川への視界を妨げています。設置後40年程度は経っており、腐食で根元がぐらついるところがあったり、チョークが出たりして老朽化しており、遠からずやり替えが必要です。
左岸では、川原橋ビオトープ向いのタラップも、現在の設置場所の小変更も含めて、年度内により安全に上り下りできるようにして頂けることになりました。現在のタラップは、最上部で90度以上の角度があり、上るのがおっかないですが、特に足の置き場がなかなか定まらず下りるのがはばかられます。瑞穂橋付近と同じように幅を拡げ縦方向の握り棒を付けていただくほか、ステップの角度を和らげていただく方向です。
早期により安全な環境になるように、期待して工事を待ちたいと思います。
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