8月30日(土)・31日(日)に福田川水系の7か所9地点で実施した「福田川の生物多様性調査」報告がまとまりましたので、公開します。
落合池では春先にヒメガマなどが刈り取り/搬出されました。その効果で酷暑・渇水の状況にも関わらず水面がだいぶん戻っていましたが、水質はむしろ悪化していました。今回、口が黒くなっているフナを複数箇所で捕獲して驚きました。突然変異の可能性が高いとのことですが、ウイルス感染の可能性もあります。今後の調査でも注視します。今回の調査では、複数箇所でもんどりに仕掛けた水生生物が大量に死んでいるところがありました。もんどりの着底による酸素不足が原因と言えない場所もあり、天候(水温)、水質ともんどり設置位置の関連の研究がさらに必要です。
今年の夏は史上最も暑い夏となりました。そこで酷暑が生態系にもたらす影響を知りたくなり、源流の3つの池における過去5年の夏の天候・水温と水生生物の捕獲状況を比較してみました。その結果、全般的に酷暑の年は総捕獲数が増えることが分かりました。また、気象条件により増える魚、数量にさほど変化が無い魚がいることも分かりました。
調査の詳細は、各ページをご覧ください。(PCの場合、クリックで次のページに飛びます)また、PDF版の資料を、福田川クリーンクラブのWebサイトの「資料室」からご自由にダウンロード頂けます。ダウンロードに当たりましては、ご氏名、ご所属、連絡先メールアドレスの申請をお願い致します。














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