2025年9月28日日曜日

20250928 いつもの月に増して大量のごみを拾い集めました 福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動

 今日は第四日曜日で、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。まだまだ汗ばむ天気のもと、朝9時から1時間、7人のメンバーで元気にゴミを拾い集めました。

先週9月20日に、活動エリアの北側のエリアの雑草雑木の刈り取りを行って、地面が露わになりました。また、ポリ袋に入れられてばらけた投棄ゴミも結構ありました。それで今月はいつもの月よりも多い、資源ごみ1袋、その他のごみ7袋、自転車の荷台などの粗大ごみが集まりました。



下流側の樹木には上流で刈り取った雑草雑木がまとわりついています。それを火ばさみで引き剥がすと、下からポリ袋やお菓子の包装袋などのごみが出てきます。粉塵も飛び散ります。今日は、せん定ばさみを持っていって、ごみがまとわりつくきっかけとなる腰から下の枝をチョキチョキ落としていきました。


来月は涼しくなってほしいものです。次回の活動日は、10月26日(日)朝9時からです。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

2025年9月20日土曜日

20250920 コープこうべ福田店〜福田小学校前の残りの区間の雑草雑木の刈り取りを行いました

 福田小学校前の全長420㍍のクリーン活動の区間のうち、北側のコープこうべ福田店から福田小学校に掛けての150㍍の雑草雑木刈り取りをクラブのメンバーと共に行いました。これで、クリーン活動のエリアの全区間で再び安全に活動ができるようになりました。



イネ科の雑草は大人の背丈を超えるほどに立ちはだかっていました。水辺には、雑草が密生していて、岩場や凹みが見えなくなっていました。シナサワグルミの枝が地面近くに張りだしていて、根元が良く見えず、粉塵が枝にまとわりつきごみが溜まっていました。今日は、二人がかりで2時間程掛けて作業を行い、雑草雑木を一掃しました。その結果、地面が見えるようになり、安全に足を踏み入れられるようになりました。また、埋れていたごみも目に付くようになりました。次回のクリーン活動では、しっかりごみを回収します。

来週、28日(日)、朝9時から1時間、クリーン活動を行います。集合場所は、福田小学校前のスロープです。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

2025年9月19日金曜日

20250919 安全なクリーン活動に向けて下流のタラップを改良頂けることになりました

 今日の午前中、福田川を管理する兵庫県神戸県民センター神戸土木事務所の職員に、福田川下流の瑞穂橋から川原橋の区間を視察頂きました。目的は、クリーン活動や雑草雑木の刈り取りで上り下りしている危険なタラップの改良です。


瑞穂橋付近の右岸のタラップはほぼ垂直に切り立った壁に設置されています。右岸は、川原橋ビオトープから北側に途切れるところまで800㍍ほどの区間で一切上り下りするところがありません。重たいごみや機材を運搬するのには、このタラップを使うしかありません。しかし、3㍍ほどの高さがあり、下を振り返らずに上るのはさておき、下りていくのにはかなり気合いがいります。さらに、タラップの上には牢獄のようなアルミのフェンスが立ちはだかっており、乗り越えるのが大変です。ここでは、年度内にフェンスに開閉式の扉を付け、タラップ自体は幅を拡げたり、縦方向に握り棒を新たに設置する方向です。

さらに来年度以降は、瑞穂公園向いのように、コンクリートの護岸に、より安全な階段を取り付けることを検討頂くことになりました。また、アルミのフェンスについても、法令で定められた最低限の高さ110センチ近くにまで下げて、道行く人が川の中を良く見えるようにしていただきたいと、要望しました。現在、瑞穂橋から瑞穂公園の南側に掛けて設置されているアルミフェンスは、大人の背丈と同じぐらいの高さがあり、川への視界を妨げています。設置後40年程度は経っており、腐食で根元がぐらついるところがあったり、チョークが出たりして老朽化しており、遠からずやり替えが必要です。

左岸では、川原橋ビオトープ向いのタラップも、現在の設置場所の小変更も含めて、年度内により安全に上り下りできるようにして頂けることになりました。現在のタラップは、最上部で90度以上の角度があり、上るのがおっかないですが、特に足の置き場がなかなか定まらず下りるのがはばかられます。瑞穂橋付近と同じように幅を拡げ縦方向の握り棒を付けていただくほか、ステップの角度を和らげていただく方向です。

早期により安全な環境になるように、期待して工事を待ちたいと思います。

2025年9月15日月曜日

20250915 8月末に実施した「福田川の生物多様性調査」報告書を公開します。酷暑の夏は、生態系に影響があるのか否か、考察しました

 8月30日(土)・31日(日)に福田川水系の7か所9地点で実施した「福田川の生物多様性調査」報告がまとまりましたので、公開します。

落合池では春先にヒメガマなどが刈り取り/搬出されました。その効果で酷暑・渇水の状況にも関わらず水面がだいぶん戻っていましたが、水質はむしろ悪化していました。今回、口が黒くなっているフナを複数箇所で捕獲して驚きました。突然変異の可能性が高いとのことですが、ウイルス感染の可能性もあります。今後の調査でも注視します。今回の調査では、複数箇所でもんどりに仕掛けた水生生物が大量に死んでいるところがありました。もんどりの着底による酸素不足が原因と言えない場所もあり、天候(水温)、水質ともんどり設置位置の関連の研究がさらに必要です。

今年の夏は史上最も暑い夏となりました。そこで酷暑が生態系にもたらす影響を知りたくなり、源流の3つの池における過去5年の夏の天候・水温と水生生物の捕獲状況を比較してみました。その結果、全般的に酷暑の年は総捕獲数が増えることが分かりました。また、気象条件により増える魚、数量にさほど変化が無い魚がいることも分かりました。

調査の詳細は、各ページをご覧ください。(PCの場合、クリックで次のページに飛びます)また、PDF版の資料を、福田川クリーンクラブのWebサイトの「資料室」からご自由にダウンロード頂けます。ダウンロードに当たりましては、ご氏名、ご所属、連絡先メールアドレスの申請をお願い致します。

















2025年9月14日日曜日

20250914 1時間では集めきれないほどのごみの量でした 川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動

 今日は第2日曜日で、川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動の日です。レギュラーメンバーが帰省や用事で欠席となり、6名での活動となりました。いつも活動後に撮影する集合写真では3名しか写っていませんが、1名は別の行事への参加で途中退出。親子で参加のメンバーは、子どもさんが活動中に気分が悪くなり、帰られました。蒸し蒸しした天気だったので、熱中症になりかけたのかもしれません。

今日は少ない人数で1時間では集めきれないほどの量のごみが集まりました。刈り取った雑木の根本や河口の葦の間に、いつもの月と比べて大量のペットボトルやカンカンがありました。また、上流のスーパーの買い物カゴや折れた傘などの大物もありました。先々週から何日か雷雨があり流れ着いたと思われます。一カ所にまとまって吸いがらが十数本落ちていたり、コンビニのポリ袋に入った家庭ごみが散乱しているところもありました。ごみのポイ捨ては止めて欲しいですし、罰則も強化して頂きたいと思います。



一服の清涼剤は、左岸に生えて育ったソメイヨシノ。川を管理する県が発注した業者による除草作業で切り倒さないようにお願いしており、大切に見守っています。そろそろ数㍍の高さの護岸を越えて道路から葉っぱが見えるようになります。来年の春には、素敵な花を咲かせて道行く人を楽しませてくれることでしょう。

次回の川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動は、10月12日(日)の8時からです。季節も良くなります。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。



2025年9月3日水曜日

20250903 今日は福田小学校前の50㍍の区間で雑草雑木刈り取り作業を行いました

 先月24日(日)に福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動を行いましたが、集合場所の福田小学校前のスロープから北側は雑草雑木が伸び放題で、立入りが困難になりつつありました。それで今朝は、スロープから北側50㍍の区間で作業を行いました。



前回の作業は7月19日と20日でした。それからわずか1か月半しか経っていません。今年の夏は特に伸びが早いようです。晴天続きなので、乾いた茎をスパスパッと切り進めるはずでした。ところが、地面に湧き水がしみ込み湿っているところが多く、雑草が粘っこくて、思うように距離を稼げませんでした。刈り取った場所では、ミントやミツバの匂いがプーンとただよいます。

今週後半には、台風襲来で待望のまとまった雨になりそうです。刈った雑草雑木が流されてくれると嬉しいです。残りの距離は130㍍。次回9月28日(日)のクリーン活動までには、きれいにしたいと思います。

2025年9月2日火曜日

20250901 クリーン活動のゴミ集積場所の確認を建設局垂水建設事務所職員と共に行いました

福田川クリーンクラブでは、全長約8キロの福田川の上流から下流まで4か所において、日曜日の朝1時間、週替わりでクリーン活動を行っています。毎回、川の中や高水敷から結構な量のゴミを集めて所定の場所に置いています。それを後日、神戸市建設局垂水建設事務所さんが回収しています。ところが、集めたゴミを投棄ゴミと勘違いして通報される方や、ついでにとゴミを投棄される方があったり、美観上も問題なしとは言えないところがありました。そこで昨日、垂水建設事務所の職員と共に、各回収場所を回って現地を確認し、対策を協議してきました。

最上流のつつじが丘では、福田川に掛かる橋のたもとに回収したゴミを袋に入れて置いています。これは川沿い近くの道路横の橋のたもとに移動することにしました。橋や道路は神戸市道で問題ありません。


名谷あじさい公園では、「河川回収ごみ集積場所」の看板を現在地に設置頂くか、公園の共通のゴミ集積所に公園管理会と調整の上、回収ゴミを持ち込むようにする方向で調整頂くことになりました。


福田小学校前では、道路から擁壁内にゴミを投棄する方が後を絶ちません。そこで、「不法投棄の巡視を行っていること」「軽犯罪法でゴミ不法投棄には5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金に処せられることもある」旨の啓発看板を設置頂くことになりました。



当クラブのゴミ集積所ではありませんが、瑞穂公園前ではイベントの際や他団体のクリーン活動でゴミを回収しています。そこで、川への出入り口そばの市の所有地に河川回収ゴミ置き場を設けていただく方向で検討頂くことになりました。

最下流の川原橋ビオトープの集積所にはたびたび不法投棄がありますが、福田小学校前と同じような啓発の看板を設置頂く方向です。

ゴミ集積場所の下にある川原橋ビオトープでは、高丸から絶えず供給されている湧き水の中で、よく見かけるメダカに混じって少し大きな魚が泳いでいるのも見えました。美しく気持ちが良い環境を維持したいものです。

各所の確認中にも投棄ゴミが見つかりましたが、垂水建設事務所の職員が当然のように回収し、業務車輌に積み込みました。実に気持良く、ありがたい対応です。私たちも、なおいっそう、美しく魅力溢れる福田川を目指してゴミ回収と不法投棄防止の啓発を行わねば、と思います。