1月26日、27日の両日に渡って実施した「福田川生物多様性確保プロジェクト調査」報告ができあがりましたので、公開します。
生き物の活動が低調なこの時期は、捕獲数も減りますが、今回のハイライトは2つです。
・河口付近瑞穂公園前の汽水域で、環境省レッドデータブック記載の「カワアナゴ」を6匹も捕獲しました。もちろん新記録です
・中流域のコープこうべ福田店前で、海水や汽水域に暮らす「メナダ」を初めて捕獲しました。ボラの仲閒ですが、目のまわりがオレンジ色で、ボラとは明らかに異なる外見です。捕獲場所は河口から800メートル離れており、潮の干満の現象も見られず、完全に淡水域です
生物多様性の確保の方策として、池のかい掘りが県内各地でも行われ、福田川源流で環境悪化が著しい落合池でもその効果が期待されます。そのかい掘り(池の水抜き)の効果が検証できるデータが調査の結果、浮かび上がり、考察しました。どうぞご覧下さい。
調査資料のPDF版は、福田川クリーンクラブのWebサイトの「資料室」からダウンロードできます。ご希望の方は、次のURLにアクセスください。
https://fukuda-river-cc.org/reference/index.html
今年度の調査は、1月末の冬の調査で終了ですが、4月からの新年度も春夏秋冬の年4回、継続して行う予定です。福田川流域の変化に富む自然やたくましく生きる生きものたちに触れる絶好のチャンスです。調査へ参加をご希望される方は、事務局までご連絡ください。お問い合せ・ご連絡先はこちらです。
https://fukuda-river-cc.org/contact/index.html
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