今日は第二日曜日で、福田川・川原橋地区のクリーン活動の日です。天気予報が外れ、日中は薄曇りでした。まずは、朝8時からクリーン活動。昨日の小雨のせいで川原橋ビオトープから上流の高水敷の草むらでは、大人の胸の高さまで伸びた雑草の水滴でズボンはびしょびしょになりました。一方、ビオトープから下流の河口域は中潮の満潮で、黒く濁った海水が葦の根本を覆い、高水敷に沈んだゴミが見えづらかったです。ゴミの種類は、ビニールが目立ちましたが、マスクも多数捨てられており、左岸ではビンカンペットボトルも大量に見つかりました。
左岸では、河口付近に地上に上がる階段がありませんので、ゴミはロープで吊り上げます。いつもは、他のメンバーが担当していますが、今日は先に右岸の作業が終わった私が引き上げました。
川の水は、昨日に増して透明度が増し、ボラの大群のほか、スズキも悠々と泳いでいました。高水敷では、モクズガニやクロベンケイガニがちょこちょこと走り回っています。ビオトープでは、メダカの赤ちゃんが草の茂みの横をすばしっこく泳ぎ回っていましたし、なぜか、グッピーの一団も居ました。
大人の胸の高さまで伸びた雑草は、行く手を阻み、女性や子どもは高水敷に立ち入るのは困難です。そこで、クリーン活動のあと、メンバーの川本さんと二人で、エンジン草刈機をぶん回して、クリーン活動の区間の草刈りを行いました。刈った草は、これからの梅雨の雨に流されて欲しいものです。さもないと、高水敷に留まって雑草の肥やしになってしまいます。
その後にはさらに、ビオトープの整備です。竹のがんじきとスコップで、ビオトープの中にただよう大量の藻の残がいをすくって川に落とします。栄養豊富なのか、落とした残がいは、ボラがパクついていました。汚い藻をほぼ一掃して、ビオトープの印象はかなり良くなりました。
高水敷もビオトープも、人間が作った環境で、人間が気持良く利用する環境を維持するためには、手入れが欠かせません。今後、地元の若手のメンバーもぜひ増やしていきたいです。60になろうかというおじさんと50代の二人には、ちょっと手に負えない状況です。
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