2020年9月13日日曜日

20200913 今日の川原橋は史上最大のゴミの量、わけが分からない不法投棄!

 今日の福田川・川幅橋は、連日の猛暑が一段落して、どんよりとした雲が垂れ込めていました。いつものように川の左岸、右岸に分れて8時過ぎからゴミ回収を始めました。川の上流の方では、小売店のレジ袋の有料化のおかげで、投棄ゴミも減ったかなと思いました。しかし、高水敷を下って河口近くにやって来て、たじろぎました。余りにも多くのゴミの量。左岸で私一人では気持ちがなえる量です。高水敷の上の道路でゴミ袋をロープで運び上げるために待機しているメンバーに応援を頼みました。

圧倒的に多いのがペットボトル。しかも、飲みさしの中身が入ったままの物が多い。葦の茎を火ばさみで払いのけ、細かく砕かれた木々やプラスチックの破片を拾い上げていると、頭の中を、井上陽水の「夢の中へ」の歌詞『見つけにくいものですか?♪』とメロディーがグルグル回りました。家内が拾った満タンのペットボトルでは、キャップを取ると小便の悪臭が。最近、液体を振りかける変態の痴漢が新聞に載っていたことを思い出しました。ペットボトルの次に多かったのが、角が丸まった発泡スチロール。お菓子の包装。工事で使うようなゴムホースは大きくて重たく、回収を諦めました。



いつもならばクリーン活動は1時間で切り上げます。今日は8時に作業を開始して、終わったら10時前になっていました。スロープに集まったゴミ袋の数は、今朝だけで12袋。これまでのおそらく最高記録です。河口のゴミの大半は、台風9号、10号の風で海側から吹き寄せられたものだと思います。これが海底に沈み、魚介類が誤って口に入れているかも知れないと考えるとぞっとします。



そう言えば高水敷では、アオサギが一羽、高水敷にうずくまっていました。至近距離まで近づいても動こうともしません。羽の上には、小さな蟻が動いていたので、僕が来るまでに何十分もそこに居たのかもしれません。良からぬものを口に入れてしまったのかもしれませんが、何とも手の施し方が分からず、放ってきました。どうなっているのか心配です。元気になって飛び立って欲しいです。

川に注ぐ土管からは、珍しく洗剤の泡と「いい匂い」の水が勢いよくほとばしり出ていました。洗車の水でしょうか。しばらく続くようでしたら、当局に通報することにします。


次回の福田川・川原橋地区のクリーン活動は、10月11日(日)の朝8時からです。一人でも多くの方にご参加頂き、川や海のゴミを少しでも減らし、人間にも生き物にも暮らしやすい環境を取り戻したいです。


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