1月25日(土)・26日(日)の両日、福田川源流落合池から河口汽水域の瑞穂公園前まで、7地点10か所で冬の水生生物・水質・植生の調査を行いました。その結果がまとまりましたので、公開します。
今回の調査は、昨年1月と同様に気温が高い中での調査となりました。落合池では、調査前にまとまった降雨が無かったことからか、前回11月末の調査からさらに陸地化が進行していました。中央部分の水面が消失し、水路は放水口に繋がる細い水路のみとなり、大半がガマの雑木林になっていました。
福田川の源流の一つで神戸総合運動公園内にある滝ヶ谷口池では、スジエビが昨年同時期から激減していました。菅の台土池ではブルーギルが姿を消しており、活動条件の確認が必要です。下流の瑞穂公園前では、16匹のモクズガニを捕獲しましたが、不思議なことにいずれもオスでした。こちらも生態に関する知見が求められます。水質については、過去5年間の比較において、緩やかに悪化の傾向を示しています。
オリジナルの資料をご覧になりたい方は、福田川クリーンクラブのWebサイトの「資料室」にお越し下さい。
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