2024年12月16日月曜日

20241216 「福田川生物多様性確保プロジェクト調査」秋の調査結果を公開します

 11月30日・12月1日に実施しました秋の「福田川生物多様性確保プロジェクト調査」報告がまとまりましたので、公開します。今回も、福田川源流落合池を始め、下流の瑞穂公園前まで2日間掛けて7地点10箇所で、水生生物、水質、植生の調査を行いました。
















晩秋らしい少し肌寒い中での調査となりました。報告書の表紙を飾るのは、汽水域でも生息する美しい魚「コトヒキ」で、長年の調査で今回初めて捕獲しました。

落合池では、さらに陸地化が進行している印象で、歩いて立ち入れる範囲が増え、水鳥の姿がほとんど全く見られなくなっていました。

滝ヶ谷奥池・口池では、業者によるアメリカザリガニの駆除が効果を上げており、スジエビが倍増。一方、菅の台・土池では、爆発的にブルーギルが増加、大型化しており、ルアーも発見されました。環境保全の意識醸成が求められます。

水質に関しては、CODの値が全般的に、今年の3回の調査とも悪化傾向にあり、注視が必要です。

本プロジェクトの調査は、季節ごとに行っています。次回は、1月下旬の18日(土)・19日(日)に実施の予定です。福田川の厳しくも豊かな自然に間近に触れるチャンスです。調査に同道を希望される方は、福田川クリーンクラブ事務局までご連絡ください。

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