2023年11月26日日曜日

20231125 横浜市栄区本郷台のいたち川を再び見てきました。多自然川づくりの素晴らしさに、感動を新たにさせられました

お早うございます。飛び石連休を皆さん、いかがお過ごしでしょうか。私は、昨日25日土曜日の横浜出張のついでに、日本の都市河川再生の聖地、多自然川づくりの先進モデルである横浜市栄区本郷台のいたち川を、2015年10月の視察以来、再び見てきました。


本郷台は、垂水区で言うと明舞団地のようなところで、昭和40年代から50年代にかけて丘陵地に大規模な住宅団地が造成されました。その真ん中を東西に貫いて流れるのが、2級河川のいたち川です。いたち川は下流に行くと、さらに境川に合流し、湘南江の島の相模湾につながっています。洪水を防ぐために福田川と同じように1960年代に、いったん三面コンクリート張りの護岸が作られましたが、水量低下や暗渠化に伴い水質が著しく悪化しました。そこで、1980年代に自然回復工事が行われ、高水敷や親水空間が整備されたそうです。

今日のいたち川の川辺は、あくまでも人と自然のためにあります。プロムナードが整備されていて、電柱や車が通る道はありません。木陰とベンチもあります。垂水の福田川とも似た雰囲気で、高水敷には雑草雑木も生い茂っていますが、福田川と違って川辺には自由に降りられます。また水量があり、川の嫌な臭いがありません。プロムナードは雑草がよく取り除かれ、ゴミもほとんど全く落ちていませんでした。立て込んだ家並や商店も無く、住宅街や住宅団地の中に川が魅力的な自然風景として溶け込んでいます。ここがニュータウンの中心で、すぐ横に区役所があるとは信じられないです。















何度訪れても、環境の素晴らしさが羨ましく感動させられ、いつの日か似たようなポテンシャルを持つ福田川にも、このような環境をぜひ取り入れたいとの思いを強くします。


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