2022年8月14日日曜日

20220813 「生き物調べ&川遊び」2年ぶりに福田川で夢中になる子ども達が復活しました

 昨日、福田川下流の瑞穂公園前の汽水域で、月に一度の大潮干潮の時間帯を活用して、地域の子どもさんと親御さんが、「生き物調べ&川遊び」を楽しみました。お盆休みのまっただ中にもかかわらず、59名の参加者がありました。

新型コロナウイルス禍で地域の行事が相次いで縮小、中止に追い込まれていますが、福田川に市民の皆さんが入ったのは、2020年以来久しぶりです。参加者は、たも網を手に、岩をひっくり返して出てくる魚やエビを狙いました。また、ペットボトルで組み上げた2艘のいかだに乗って、ミニ航海を楽しみました。生き物調べでは、ボラの稚魚、エビ、カニの他、体長70センチほどの大型のスズキも捕まりました。福田川には貴重な大型魚で、大潮干潮で川と海の境の小岩が露出して海に逃げ遅れたものと思われます。狭い会場で、何度もたも網に引っかかり、最後は逃がしてやりましたが、運が悪いというか、気の毒にもなりました。お父さんのアドバイスで、川の壁面のコンクリートブロックのすき間に笹や木の枝を差し込んで、上手にエビを取り出す子どもさんもいました。貴重な体験ができたのではないかと思います。




ペットボトルいかだは、2リットルのペットボトルを4個、8個と順にビニール紐とガムテープで連結し、煩悩の数108個で組み上げたものです。ボランティアメンバーのヘルプで前に進みましたが、中には上手にオールを使って自力で前に進む子どもさんもいました。

今回、福田川クリーンクラブのメンバーの他に、ボーイスカウト神戸第2団やリコラボ神戸の学生や地元星陵高校の先生や学生ボランティアの皆さんのご協力がありました。垂水区役所まちづくり課の課長さんや、神戸市役所本庁の部長さんも飛入りで参加くださり、生き物調査の機材の移動や、子ども達がライフジャケットを着脱したり返却する支援を行って下さいました。この動きを来年もさらに発展させて、多くの人が親しみを持ち、生物を慈しむ福田川に育てていきたいと思います。



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