あじさいの名所の名谷あじさい公園には、ソメイヨシノもたくさん植わっています。今日の午前中、満開の桜のもと、アルゼンチンアリの一斉防除活動で汗を流しました。
福田川クリーンクラブの各所でクリーン活動を行っているメンバーや、神戸市環境局の職員、そして駆除の指導に当たる人と自然の博物館の三橋先生合わせて13名が10時半に公園の一角に集合。先生から今の時期のアルゼンチンアリが居そうな場所や毒餌の与え方の説明を受けました。その後、エサを調合しメンバーのバケツに小分けし、広い公園とその周辺を3方向に分かれて駆除に出発しました。毒餌は平たいスプーンを使って道路や擁壁の目地や石垣のすき間に入れて行きます。先生によると、機械的に等間隔に毒餌を置いても効果は薄く、アリの巣やアリの通路や隠れ家となっているところに置くのが良いとのことです。
昨年、一昨年と重点的に薬剤を散布したところには、アリの姿がほとんど全く見えませんでした。さては、大人数が集まりましたが今日は空振りか、と思いました。しかし、川の東側プロムナードのこれまで駆除が手つかずのところや、進入禁止の可動式のポールの根本、福田川の東西を行き来する橋のたもとなどで、雑草を引いたり土を払うと、いるわいるわ。気持悪いほどの数に驚きました。
今日、初めてアルゼンチンアリの実物を見たメンバーも少なくありません。私も、今日、環境局の専門家から巣から逃げ出して走り回る女王アリの見方を教えてもらいました。なるほど、深く穴を掘って暮らすのでは無く、平面を橫に橫に拡がる特性が、良く分かりました。
公園の散水栓の蓋の裏側には、セアカゴケグモもいました。こちらも対策が必要です。
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