2021年10月10日日曜日

20211010 作業の後は秋恒例の服に付いた種取り・川原橋地区のクリーン活動

 今日は10月の第二日曜日ですが、強烈な日差しと9月の初めを思わせる暑さが続いています。6人のメンバーが今月も元気に、下流川原橋地区のクリーン活動を行いました。足元では、カニが今の時期にしては活発に動き回っていました。

高水敷の雑草は、8月に刈ったところです。それが大人の背丈ほどにも伸びているところがあり、行く手を阻みます。足元も良く見えないところがあるので、用心しながら薮をかき分け、前に進みました。




今日目立ったのは、弁当やおやつの容器です。まだ食べ物が中に付いているものもあり、食べ終わったあと川に投棄されたのではないかと推測されます。川を下り、海の水に揉まれて細かく砕かれると、重大な海洋汚染や生物の営みを脅かす存在になります。そうなってはいけないと念じながら、薮の根本から拾い集めました。タブレットや電池も捨てられていました。これらも生き物にとっては有害なので、きちんと粗大ゴミに捨ててもらいたいです。

川原橋のビオトープには、ヤシの繊維でできたビオロールを据え付け、植生を促す実験を行っています。なかなか期待していた雑草の発芽が無かったのですが、今日見ると、まぶしていた土から緑の葉っぱが出ているのが見えました。今後、狙い通りに雑草が繁茂してビオトープを仕切る境界石を覆い隠すことに期待です。

作業が終わると、全員がしばし、この時期恒例の服に付いた種取りタイムです。河口の駅前の方からは、垂水の秋の風物詩のふとん太鼓の威勢が良い鐘太鼓の音が聞こえ、新型コロナで控えられていたはずのふとん太鼓の辻回しの姿も見えました。

それにしても、汗だくになりながら種取りするのは、いつもの年には無いことです。私の肋骨や膝の傷もだいぶん癒えてきましたので、今週末は、メンバーと共に、久しぶりにエンジン草刈機をぶん回すことにしました。

【番外編】

クリーン活動の後、福田川支流の小川に行き、耕作放棄地と竹林が繁茂して残念な状況になっている環境再生の打ち合せに参加しました。その後、福田川多自然確保プロジェクト調査で立ち入っている水辺に入りました。そして、足に自信が無い私に代わって同行のクラブのメンバーに、カワムツを4匹、捕まえてもらいました。きれいな水の中には、大きなモクズガニも見えました。


自宅の水槽でカワムツなどを飼育しているのですが、先日、最もなついていたオスが天寿を全うしました。後には同じ時期にわが家にやってきたオス二匹となっていましたが、おかげさまで賑やかさを取り戻しました。今度の仲間には、メスが混じっていて、わが家で初めて繁殖が行われることを願いたいです。

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