大変遅くなりましたが、8月28日(土)に行いました「福田川多自然確保プロジェクト調査」がまとまりましたので、公開します。
今回のハイライトは、落合池でここ数回ほとんど掛かっていなかったモツゴが大量に捕獲できたことと、滝ヶ谷奥池で昨年末の水抜きなどでいったん減ったアメリカザリガニがしぶとく復活を遂げていたこと、そして土池でイシガメを捕獲できたことです。調査に使ったもんどりを、これまでの調査で最も好成績のモデルに統一したことと、エサに高級なブリアラを使用したことが奏功したのかもしれません。
水質面では、落合池南東側で硝酸性、亜硝酸性窒素濃度が非常に高かったのが気になるところです。一方、常に高丸地区からの清水が流れこむ、汽水域の川原橋ビオトープでは、素晴らしいCODの値が今回も記録されたのが嬉しいニュースです。
詳しくは、どうぞ資料をご覧下さい。
福田川クリーンクラブでは、福田川水系の様子を季節毎に記録し、将来の環境改善に備えています。「普通の川とちがって上流に行けば行くほど水質が悪い川」ですが、たくましく生き物が往来し、暮らしています。この記録をご覧の方々でも、その姿を一度見てみたい、と言う方がおられましたら、ぜひ、ご連絡ください。次回秋の調査は、11月末、27日(土)・28日(日)の調査を予定しています。都会の身近な自然のアドベンチャーにお誘いします。
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