一昨年の初年度の活動は、調査の専門知識に欠ける私たちにとって、機材を揃えることや調査地点の選定など、すべてが手探りで、当初計画していたことが満足に達成できず、残念な思いをしました。二年目の今年度は「福田川を知り尽くし、環境を良くし、町を元気にする」ことに一歩、着実に近づけたのではないかと思います。
(報告書の一部)
スマスイの助成金の対象団体の活動地域は東は大阪、西は岡山、北は兵庫県北部と幅広く、活動内容も多彩です。
・在来種のカメの調査・保護を行う団体
・セスナ機の空撮事業の傍ら空から瀬戸内のスナメリや水生動物の生息状況を
調査している団体
・大阪湾の様々なか所で外来種のウミウシの生息状況を調査している団体
・兵庫県の北部でオオサンショウウオや日本イシガメの生息状況を
長年調査研究している団体
などなど。
どの団体の活動も、生きもの好きであったり自然保護に興味がある方だけではなく、ひろく一般市民の興味・関心を引くものがあります。今日は、成果報告会という水族園内の閉じられた空間での報告会でしたが、もっと多くの市民や学生の皆さんにも、教養として知って頂きたい内容です。
そう言う私も、生物学につきましては、ほとんど全く素人です。報告会が終わったあと、園内のショップで次の専門書を買い求めました。
兵庫のいきものたち編集委員会・編 神戸新聞総合出版センター
亀崎直樹著 化学同人
・うみと水ぞく 2016年3月号
神戸の川特集で、「カワムツとヌマムツ」が取り上げられています。
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