2025年4月27日日曜日

20250427 福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動:ペットボトルと缶が非常に多かったです。昨日見つけたアリは、アルゼンチンアリでは無かったです

 今日は第四日曜日で、福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動の日です。カラッと乾いた天気のもと、いつもの月よりも少人数の5人で朝9時から活動を行いました。

今日目立ったのは、ペットボトルと缶です。45リットル入りの袋、3個分を回収しました。暖かい日があり、ポイ捨てが増えたのかも知れません。また、ビニール袋や包装袋、そしてマスクも相変らず多かったです。ビニール袋の方は、強い風に飛ばされて川の中に落っこちてきたかも知れません。


高水敷は、雑草が茂る季節になってきました。一部の場所では、足元が見えなくなっています。ゴールデンウィーク中に、今年最初の草刈りを行いたいと思います。

川にはすぐ横の福田小学校の児童生徒による鯉流しがはためいていました。各々の鯉には子ども達のメッセージがあり、その中の一つには「福田川がきれいになりますように」と書かれていました。ポイ捨てが減るように、私たちも願っています。


ところで、昨日、福田小学校前のスロープの砂溜まりの川砂の中にたくさんのアリがいることをこのブログに書きました。今日改めてクリーン活動のついでにアリを採集して、iPhoneで撮影し、大学の先生に見て頂きました。すると胸部と腹部の間にあるコブのことを指す腹柄節(ふくへいせつ)が二つあることから、特定外来生物のアルゼンチンアリではなく、川辺の在来アリの「トビイロシワアリ」の仲間であることが分かりました。(アルゼンチンアリの腹柄節は一つ)


この辺りはアルゼンチンアリが支配していましたが、数年前からの防除作業の成果が現れて、在来のアリが復活したのかも知れません。嬉しいことです。採集したアリは、元の場所に戻してやりました。

次回の福田小学校〜コープこうべ福田店前のクリーン活動は、5月25日(日)の9時からです。季節も良くなってきました。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。



2025年4月25日金曜日

20250425 福田小学校前の高水敷にはアルゼンチンアリが多数生息しているようです

 福田川の福田小学校前の高水敷には、たくさんのアルゼンチンアリが生息していそうです。

クレソンの水耕栽培には川砂が必要とのことです。そこで家にある水盤に川砂を入れて水に浸し、栽培しようと考えました。福田川の福田小学校前のスロープには、既にクレソンが繁っている土が溜まっており、持って帰って来ました。

ポリバケツからトロ箱に砂を開けて雑草や石を取り除いていたところ、砂の中に結構な数の小さな蟻が動いていることが分かりました。大きさやほんの少し茶色がかった色合いが一斉防除活動で見慣れているアルゼンチンアリと同じように見えます。一方、歩みはアルゼンチンアリのそれと比べて、かなりゆっくりでした。

慌てて大学の先生に尋ねたところ、アルゼンチンアリの可能性があり、特定外来生物が多数いるところの土を移動するのは違法と知らされました。それで、土を慎重にトロ箱からバケツに入れて、元の場所に戻してきました。

オケラも混じっていてクレソンが既に繁っているところの土で、栽培に良いように思えましたが、恐ろしいことになったかも知れません。午後の貴重な時間も浪費してしまいました。

土の中には女王アリが居ないようで、働きアリだけのようでしたが、女王アリが居ない確証はありません。仮に働きアリだけであったとしても繁殖してしまうのでしょうか。まだまだ、生態について勉強が足りません。薬剤無しにその場で駆除する方法をしりません。トロ箱ごと水に浸せば、溺れ死にしてくれないのでしょうか。

2025年4月12日土曜日

20250412 西区玉津町出合のせせらぎの水路で花見をしてきました

 今日のお昼、神戸市西区玉津町出合にあるせせらぎの水路で、お弁当を食べながら花見をしてきました。ソメイヨシノは満開。せせらぎの横の野芝の芝生では、何組かのグループがのんびりとランチや焼き肉の花見を楽しんでいました。今頃のどこかの公園のように、もうもうと焼き肉の煙が立ちこめ、砂ぼこりの中、子ども達が走り回っていないのが良いです。

住宅街や高速道路、幹線国道、倉庫街とは土手や川で仕切られていて、この一帯だけがのどかな空間になっています。





2月に開催しました「水辺・たるみ交流会」では出合水路を育む会さんに発表いただきました。交流会に参加された久元市長も、その後、現地を視察されたそうです。

明石川から分流した水路が土砂で埋まり、その周辺の芝生が雑草で覆われていたのを、会のメンバーを始め地域の方々が復活させようとしています。なだらかで浅い岸辺や広大な原っぱは、ふだんの散策だけでは無く、生き物調べと川遊びや、イベントなどにもうってつけです。素晴らしい自然環境の活用を、福田川クリーンクラブとしても応援したいものです。


2025年4月6日日曜日

20250406 今年度最初のアルゼンチンアリ一斉防除活動をあじさい公園周辺とつつじが丘で行いました。着実の防除作業の効果が出てきています

 毒こそありませんが数万匹ものアリが人家に上がり込んだり、家屋や施設の電気機器をショートさせて壊したりするやっかいもののアルゼンチンアリ。その今年度最初の一斉防除活動を、福田川流域の繁殖地のメッカの名谷あじさい公園と、つつじが丘親水広場付近などで、満開の桜のもと行いました。

参加者は、神戸市環境局自然環境課の職員と指導に当たる兵庫県立大学の先生、そしてアリを研究している関西学院大学の大学院生に福田川クリーンクラブのメンバー、総勢約15名です。生息状況を記録するロガーを所持する神戸市職員に従って3チームに分かれて、10時過ぎからお昼前まで作業を行いました。







2023年から継続して駆除活動を行ってきています。そのおかげで、最初の頃のようにコロニーを突くと数万匹が巣からワッと出てくるようなインパクトはありませんでしたが、そこここにまだしつこく生息していることが分かりました。あるところでは、溝をふさぐ鉄板を上げるとうじゃうじゃ出てきました。近隣の民家や商店で被害が出ていないか、心配になります。メンバーはその要所要所に薬剤を散布し、ログ係が記録して回ります。

この作業は、新しい女王アリに変わる6月までにもう一回行う計画です。安心安全な福田川流域づくりのために、今後も頑張って行きます。