昨日は朝から夕方まで福田川に入り、盛りだくさんの活動を行いました。
毎年季節ごとに行っている「福田川の生物多様性調査」。今回は、週末の悪天候に翻弄され、5月17日以来3週にわたっての調査となってしまいました。しかし、ようやく土日の天候が安定し、残りのコープこうべ福田店前と瑞穂公園前のもんどり引上げ調査ができました。コープこうべ福田店前では特大サイズも含め3匹のカワアナゴが掛かりました。放流され定着している鯉の食害をのがれて、環境省レッドデータブック記載の魚が定着しています。瑞穂公園前では、魚やレギュラーメンバーのテナガエビが掛からず寂しい釣果に終わりました。今後、水質や植生の調査結果と併せて報告書にまとめて公開します。
そのあと、引き続き「身近な水環境全国一斉調査」で、源流落合池から瑞穂公園前までの各所で水を採取し、CODを測定して回りました。この調査は、北海道から沖縄まで578団体により4,433か所で一斉に調査が行われているもので、福田川水系の水の汚れ具合がCODの値で相対的に把握できます。(福田川水系の上流は、全国的に比べてもひどく悪い水質)
落合池ではえん堤をふさぐ雑木の枝をノコギリで払ったり、落合池里山再生ネットワーク(OSS)さんが整備中の散策路にはじめて足を踏み入れて地層が露わになっているところの観察も行いました。
午後からは、ひと息ついて、瑞穂公園前約160メートルの左岸の雑草雑木刈り取り作業を行いました。幹が硬化して草刈機の刃が入りにくい雑草もあって少し難渋しましたが、左岸もクリーン活動エリアが全て安全に通れるようになりました。作業を終えて道路に上がると、通り掛りの犬の散歩の方から、近年、福田川が随分きれいになった、との話を頂きました。嬉しいことです。
次回、今週末6月8日(日)の活動では、元気にクリーン活動を行たいと思います。
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