2025年5月18日日曜日

20250518 「福田川の生物多様性調査」の春の調査一日目を終えました

 今日の午後「福田川の生物多様性調査」の一日目の春の調査を行いました。当初、昨日、17日(土)と今日の二日間の予定でしたが、昨日未明から午前中にかけてまとまった雨が降ったため、計画を変更し、今日は、滝が谷奥池と口池、菅の台土池、そしてつつじが丘親水広場を回り、調査を行いました。

滝ヶ谷奥池では、今年度も神戸市による淡水のブルーカーボンの実証実験が継続されており、それに合わせてNPOによるアメリカザリガニの駆除が行われています。そのおかげで、アメリカザリガニの数が昨年同時期と同じ30匹でしたが、サイズが随分小型化していました。また、この池に生息する生き物では最も弱い立場のヌマエビが多数掛かりました。池に仕掛けたもんどりに初めて、タニシが入ってきました。環境が良くなっていることを感じさせられます。

土池では、ブルーギルが一匹も掛かりませんでした。

今回の調査では、神戸市立工業高等専門学校の厚意で、精密にDO(溶存酸素量)が測れる機械をお借りできました。これまでの試薬と異なって、各調査か所で顕著な値の違いを把握できました。DOは水中に溶けている酸素量を表し、水生生物の生存や水質汚濁の度合いを測る重要な指標です。今後、クラブの専門メンバーにより分析を行っていきます。

今週末の土日も、春の調査の残りの調査箇所:落合池、小川、コープこうべ福田店前、瑞穂公園前を回ります。


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