今日の午前中は、名谷あじさい公園などでアルゼンチンアリ一斉防除活動を行いました。今回、初めて公園を管理するあじさい公園管理会が主体となりました。そして、名谷ふれあいのまちづくり協議会のメンバーや福田川クリーンクラブのメンバーも参加して、活動を指導する神戸市職員や県立大学の先生を含めて総勢30名近くの作業となりました。
4月始めに1回目の防除活動を行ったため、公園の主要部分からアルゼンチンアリは姿を消していました。この活動は、空振りこそ嬉しい成果です。
それでも、日当たりが良い石の階段の角など数カ所には、まだコロニーが残っていました。クラブのメンバー以外、アルゼンチンアリの実物を見るのは初めての方が多く、今後の防除推進の良いきっかけとなりました。
その後、つつじが丘や、たくさんのアリが出て困っているという名谷の新興住宅街にも出かけてしっかり薬剤散布を行いました。つつじが丘では、側溝の鉄板をめくると、まだしつこくコロニーが残っていました。しかし、同じ場所を、福田川の生物多様性調査で夕方に訪ねると、大きな群は解消していました。毒餌をエサに、コロニーで最後の宴をしているのかも知れません。
(つつじが丘でのアルゼンチンアリの動画)
根絶、もしくは適切に生息数をコントロールできるよう、今年の秋にも継続して防除活動を行う予定です。
0 件のコメント:
コメントを投稿