今日は第二日曜日で、福田川の川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動の日です。心配していた雨は朝方に上がりました。毎年恒例になっている川崎重工業のボランティア20名が加わり、総勢27名で、一時間あまり活動を行いました。いつも人数不足と時間切れで回収を諦めていたゴミを今日は徹底的にひろい集めることができ、資源ゴミが4袋、それ以外のゴミが10袋にもなりました。電車に乗って駆けつけてくださったボランティアの皆さまには、感謝に堪えません。
上流部では、たばこの吸い殻やポリ袋やお菓子の袋など小物が多く、ビンカンペットボトルは数えるほどしか見あたりませんでした。夜半の雨風で川の中に吹き飛ばされてしまったのかもしれません。しかし、ビオトープ前から河口にかけての葦原には、大量のごみが引っかかっていました。海から吹き上げられたペットボトルやカンカンや発泡スチロールだけではなく、家庭ゴミが入ったポリ袋も10個ほどは見つかりました。
小魚が死んで転がっているのかと思い、子どものメンバーが拾い上げると、針が付いたルアーでした。危険極まりないです。
また、10月以来、すっかり福田川を有名にした「謎の椎茸」もまだ干涸びた状態で、高水敷に残っていました。
クリーン活動の後は、引き続き生き物調べ。昨日夕方に予め仕掛けておいた2か所・5個のもんどりを順に引き上げて、掛かっている生物をみんなで確認しました。
ビオトープ前には2個仕掛けていて、ゴンズイと大きめのクサフグが一匹、そしてオスの中型のモクズガニを捕まえました。200メートルほど上流側には3個仕掛けていて、上がったのは全てモクズガニでした。うち一匹は、かなり大型です。
ビオトープの足下には、タケノコカワニナが無数に転がっていました。淡水域にいるカワニナとは別の種類で、カワニナよりも一回り大きく、細長いです。
生き物調べの最後には、掛かったモクズガニを子どもたちが手に持ち、記念撮影をしました。
皆さんが帰った後のビオトープは静けさを取り戻し、ゴミが一掃されて清々しい雰囲気です。
次回の川原橋〜瑞穂公園のクリーン活動は、新年1月11日(日)の8時からです。参加は自由ですが、雨靴をご持参ください。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています。




















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